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詩
海へ
ある瓶は手紙を入れてながされた。
平和を綴った手紙は戦場へたどり着く。
それを見た空腹の少年は
瓶を割ると、その柔らかくて白い紙を食べた。
何も食べるモノが無く
幻覚に冒された少年の瞳には
一体その手紙は何に見えたのだろう。
舐めるような焔と黒く固まった人間。
国と平和のため善をかかげて殺し合う。
少年の瞳には、
どう映し出されていたのだろうか。
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