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 ついでに応接室寄って雲雀の邪魔してやろうかな、なんて考えるけど 花凛の邪魔になったらマズいから止めておく。そうしてそのまま校門まで並んで歩いて行くと 彼が門の前で立ち止まった。


「……今日は…ありがとな。もう道覚えたから大丈夫だ」

「そう?じゃあ私も帰るかなー」

「おーサッサと帰れ帰れ」

「可っ愛くないやつ…」


 コイツ捻くれてるのにも程があるわ。だけどこんなやつでもツナには忠犬のごとく懐くんだから世の中って不思議。

 私は明日彼らが起こすであろう出来事を想像し クスクスと笑い声を漏らす。そして身を翻し去り際に首だけを後ろに捻れば一言言い残した。


「じゃあまた明日ね!獄寺!!」








(そういやタバコ、校内じゃ禁止なんだけど)
第1章19番Hello,my BOSS!了.
20番に続く。



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