君に三千回の愛してる

彼と恋人になって、1ヶ月が経った。


付き合い始めはどうしたらよいものか悩んだ。

なにせ、初めての恋だったから。

自分をちゃんと女として認めてくれて、また僕自身が女であることを改めて教えてくれた人。

大切で、大事で、ずっと一緒にいたい人。



毎日がとても楽しくて、毎日少しずつ彼のことを知っていって、

それが楽しみであり、すごく嬉しい。



彼は僕たちのリーダーで、すごく頼りになり、尚且つ強い人。

冗談も言うけどしつこくなく、文武両道で老若男女から人気のある人。


だから、そんな全てにおいて完璧な彼が僕の恋人なんだと思うと、場所を問わず顔が赤くなってしまう。

僕なんかで良いのか、もっと素敵な人はいっぱいるのに…と思ってしまう。


でも、彼は僕がそのことを考えている時にいつも決まって言う。


「直斗が一番好きだよ、愛してる」って。


真顔で、そして言った後は嬉しそうに笑う。


彼の笑顔が好き。


彼の声も。


彼の全てが好き。



僕を…ううん、私にしてくれた、彼が大好き。


私も愛してる。

大好き、愛してる。


END


直斗は「彼」なんて呼ばないと思うけど、今回はあえて呼ばせてみました(汗)

タイトル→「d.side」様より。(PCサイト)



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