Snow Angel（必殺技擬人化？）
【3吹雪必殺技オールスター / 会話文】
「吹雪くんて、やっぱすんげぇな……」
「んだなあ。ずいぶん強くなったべな、サッカーはもちろん、心もな」
「必殺技も」
「んだな。おら、V2だかV3だかいつの間にかなってたべ」
「オレ、Gなんとかがどんどん数字増えていっちょるよ」
「…………」
「どした？」
「わたし、ここんとこずっと出番ないべよ……」
「……あっ」
「わ、わだすだってアニメじゃ全然」
「アニメのドリブル技なんてみんなそんなもんさね。ゲームじゃ活躍しちょるべ？」
「う……」
「わたしだけずうーっとお呼びかからん……吹雪くん、もういらなくなっただか？」
「そんなこと」
「『FWの吹雪くん』には、ブロック技なんかいらないってことだべか」
「それは……」
「……んーん、わたし平気だ、ちっと寂しいけんど……」
「……なあ、元気出せや、アイスグランド」
「ウルフレジェンドにはわからんべよー！ぐすっ……」
「……」
「……わたし、エターナルブリザードより前から、吹雪くん……士郎くんのとこおるべよ」
「んだなあ」
「もう、時代遅れなんだなあ……」
「……」
「なあ、わたし強くなりたい。強くなったら、きっとみんなと一緒に吹雪くんの力になれるべな……」
「うん、なれるよ」
「……！？え、ふ、吹雪くん！？」
「やだな、なに驚いてるのさ。僕、これでもこっそり練習してたんだよ」
「れ……練習？？」
「ほら、一緒に行こう。君が来てくれないと困るんだ」
「や、でもわたしじゃ……その、吹雪くんについていけないべ、たぶん……」
「えぇ？何言ってるの、そんな立派な羽根があるのに」
「……えっ」
「吹雪！いったぞ！！」
「任せて！……いくよ、」
（うん！）
「スノーエンジェルっ！！」
101022
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