どストライク 2 「いらっしゃいませー」 店員に席を案内され、座る。 「うわー客いっぱいれすね」 「そんなに美味しいんでしょうかね」 このような会話が続いた。 「遅くなって申し訳ありません!ご注文をどうぞっ」 喋っていると、慌てた店員の声が聞こえた。 きっと客が多いから急いでいるのだろう。 「おいらはココアで…骸サンはどうします?」 「…そうですね、僕は紅っ…」 不意打ちだった。 「?お客、様?」 「骸サン?」 「え、あ、あぁ、僕は紅茶で」 「かしこまりました」 そう言って、ニコリと笑い彼はその場を去った。 「どうかしましたか?骸サン。顔が真っ赤れs「〜っ!煩いですよ、犬!!」 やばい、モロバレかもしれない。 どストライク。 一話、END [*←][→*] [戻る] |