Novel 素直じゃないね エスリタ 素直じゃないね 「えと、ですね。」 エステルが野宿をしている途中。夕飯の時間に話を切り出してきた。 みんながエステルを注目して、エステルは頬を少し赤らめる。 「わたし、リタと付き合うことになりました」 にこ、といつもの笑顔で言った内容は、食事中のほぼ全員が食材を噴射するところだった。 「けほっ、ほ、ホント!?エステル!」 カロルがむせて、エステルに聞きよった。 「はい!ね、リタ」 「…うるさいわね…」 それはみんなで囲んでいる火のせいなのか、それともリタ自身がそうなのか、ほんのり赤い。 「俺様とユーリに続いて、今度は嬢ちゃんとリタっち…。なんでもありねもう…」 「ふふ、私が1人身ね。ユーリ、私に変えない?楽しいわよ」 ブーッ!と今度は容赦なく噴出したレイヴンにユーリは、 「折角俺が作った料理を噴出すだなんて、いい度胸してるのなぁ?」 と、食いもんは粗末にするんじゃねぇ!と左ストレートをかました。 「あ、ジュディ。俺レイヴンだけでいいから」 「あら残念。フラれちゃったわね」 ジュディスの笑みは相変わらず美人そのもので、何故誰ともくっ付いていないのかが不思議に思える。 「えと…、わたしたちのことで何も反対意見とかはないのですか?」 「え?何で反対しないといけないの?」 カロルがきょとんとした顔で、エステルとリタを見た。 「俺たちの時もなかったしなぁ」 「別にいいんでねーの?」 エステルはぱぁっとまたもや笑顔になってリタに抱きついた。 「わ、えっ…!?ちょ、何すんのよっ!?///」 後ろから抱きつかれたリタは読んでいた本を落としてしまう。 「リタ、ずーっと大好きです!」 「…………っ!!//////」 END ◆あとがき◆ この2人可愛い! レイユリの次にかわいいよ!! なんていうか、GL書いたのはじめてだったなーって今更思った! というかこの2人は絶対バカップルだと思うんです。 どうでもいいですね^p^ それでは! [次へ#] |