鎖
5
『うわー・・・すっごい大きい・・・』
そして広ーい・・・
「でしょ?おすすめの店に案内するよ」
「いっしょにお買い物しようね蜜柑ちゃん!」
陽一君がなぜか私にかまうので
セントラルタウン行きのバスで一緒なんですが、
現在私の隣の席をナイトと争奪戦を繰り広げてます・・・
なぜだ?
蛍は向かいの席に座ってます。
「よーちゃん、随分とあんたに懐いてるわね」
『こ、これで!?昨日は
髪引っ張られるわぱしりにされるわで
ひどい目にあったんだよ!?』
悪霊でびっくりさせられたりして
恥ずかしかった事といったらありゃしない
「・・・・ほんとあんたって・・」
『え?何蛍なんか言った?』
・・・ふう。
『な なぜにそんなでっかい溜め息を・・・』
・・・激ニブ。
しまいにゃ3児の好意すら分からんのか。
頭は天才的に良いくせに。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・二人とも何を見てるのかしら?」
蛍が棗とルカに話しかける。
「・・・っ なっ何も!?////」
「・・・・(ギロ)・・・」
・・・カシャ。
「「!?」」
「・・・レア写真、ゲット。カメラ目線。」
「「・・・・・・・・!!」」
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