鎖
2
「文化祭なんてなー
見る・買う・茶化す が一番おもしれーんだぞ」
『・・・そうですか。』
・・・おそらく、
特力系が
落ちこぼれとか寄せ集めとかで
バカにされる理由は
この無気力さだろう。
・・・だが、
「特力には『これ!』っていったものがねーからなー」
そう。
『はいはい とりあえず せんぱーい
聞くだけでも聞いてくれませんかー
きっといいと思うんでー』
・・・蜜柑の、アイデア。
そう、今は
特力には彼女がいた。
ごしょごしょごしょごしょごしょ・・・・・
「「「「・・・・・・・!」」」」
『どうです?これなら・・・』
「おもしれーそれ!」
『!!』
「ああ!それならバラバラな能力でも・・・」
「いや!バラバラだからこそ!だよ」
「そうと決まればさっそく準備にとりかからねーと!」
「そうだな!」
『♪やった♪』
「チビ!よくこんなの思いついたな」
「おっしゃあやるぞヤロー共!!」
『へへっ♪』
おーーーーーーーーーーーっ!!!
天性の、リーダーシップ。
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