鎖 9 「ここが特力の教室だ。」 『思ったよりまともで安心しました』 いろいろと・・・ 「ああなにビビッてんの? だいじょーぶだってー 変人クラスとか呼ばれてっけど くそ このドア建付けわりーな・・・ この学園ではそのほうがまともっていうかー・・・ お 開いた とにかくビビる事な・・」 カコーンッッ ドアを開けたと同時に 空き缶(?)が飛んできて 先輩の 顔面直撃したーっ! な な なに!?何事!? 「おそ―――――い 翼ーっ」 女の子の声。 「今日は新入りが来るから はやく来いって あれほど言っただろー・・・・・ ん?」 ・・・私の存在に気づいてくれたようです 「・・・もしかして お前新入り!? あ ごめん!」 翼先輩と同じくらいの女の先輩だ。 「・・・翼 お前連れてくんなら知らせろよな せっかくのサプライズが・・・」 ? サプライズ? 「気を取り直して・・・」 がちゃ、 ドアを開けた。 「ようこそ、特力へ」 まず目に入ったのは 「ようこそ、特力へ」と書かれた大きい布。 そして 「ようこそ」と迎え入れてくれた人達でした。 [*前へ][次へ#] |