Dream 贈り物(沖田/甘) 私の名前は櫻井麗華! 万屋で働いてる元気いっぱいな町娘です! ドジなせいで中々定職につけなかったけど、銀さんが雇ってくれてとても助かってるの。 ・・・給料は貰った事がないけど。 そこで、私が抗議して銀さんが考えたのが、真選組のファンレターの受け付けだった。 「人気があるあいつらを使えば俺達も安心して飯が食えるってわけだ。」 それ胸を張って言える事じゃないよね・・・と麗華は思った。 だけどお妙さんが心配して持ってきた卵焼きで召されたあの日々を思い出したら、それに懸けるしかなかったわけで・・・。 銀さんと神楽ちゃんはどうやら真選組が嫌いらしく、 新八は女の子からファンレターを預かる時に嫌がられるのが精神的に辛いらしく・・・ 私が持っていく事になったの。 こうして私のファンレター配達生活が始まった。 俺は沖田総悟っていいやす。 真選組の一番隊隊長でさァ。 最近寝不足なんでィ・・・万屋の旦那が勝手に始めたモンのせいで。 それ自体は物だから困らないんだが、問題はそれを持ってくる女。 櫻井麗華・・・万屋で働いてる俺より二つ下の奴だ。 茶髪のロングヘアーに緑の瞳。 容姿は可愛いんだが万屋にいる奴はどうも頭のネジが外れていて、あいつの場合、まったく空気が読めてない。 寝室に入ってくるわ、会議室に入ってくるわ・・・説教してやっても次の日には俺の寝室を自室のように使ってくつろいでやがる。 いい加減・・・我慢の限界でさァ。 ただいま執筆中(o-ω-o) |