覚えてないんだ
あの夏の夜の
君の笑顔
思い出すんだ

君の声が
涼風をバックにして
聞こえたんだ
聞きたくない

君と僕に最後の日が訪れても
それだけが僕を染めてる
吸い込まれそうな星空を
消える前にもう一度見たい

閉じてく視界の隅で
雲の終わりを探して
突っ立ってたって
過ぎる時間に
嫌気がさして
息を止めたんだ

覚えてないんだ
あの夏の夜の
君の笑顔
思い出すんだ
幻の中で
聞こえた言葉を
消える前にもう一度