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登録名簿
鳥貝弐號/白の断章
HN:絹豆腐
名前:鳥貝弐號
性別:無
年齢:不明
種族:白夢
全長/全高/幅:250m/70m/50m
総重量:不明。
容姿:『あれは何だ?鳥か?竜か?いいや、まさかのUFOか?違う、あれは――』

その姿は遠目には空飛ぶ超巨大な赤紫の二枚貝に見えなくもない何か。
常に曇天、雷雲を引き連れている。

水晶に似ているが異なる、されど便宜上水晶体、或いは結晶体と表現するしかない未知の物質で構成されており、横に長い構造。

結晶体の色は赤紫色であり、時折エネルギーラインのように白い光が線となって走り幾何学模様を描く。
横に長い二つの巨大結晶が上下に組み合わせられたような姿。
この水晶は硬くもあり、柔らかくもあるらしく外的衝撃等には高い防御力を発揮するのだがこの水晶部分が変形して砲門の他鹵獲用らしき鞭とも触手ともつかぬ外部武装を展開する事もある。

この性質上、実質搭載されている武装は主砲のみでありながら必要に応じて随時緊急で武装を追加する事で高度な柔軟性を維持しつつ臨機応変に対応できるのだとかなんだとか。
実際に測ったものがいないだけで、実は案外見た目に反して軽いのかもしれない。

主砲発射時には上下に組み合わさった水晶体が上下に分離し、普段は保護されている中心部――炉であるとも、本体であるとも言われている。――の球体状の30m程の赤い結晶が露出する。
その姿から、もしかすると上下二枚の巨大水晶体とはこの中心部を守る為の鎧、殻なのではないかと推測される。

ただし、後述の通りこれは『通常形態』である。

性格:『突如として空の旅を満喫していた宝貝戦艦烏貝號を駆る一行の前に立ち塞がった正体不明の飛行物体。何故かその姿は材質こそ全くの未知ではあるし細部が再現されていない等差異はあるが、他ならぬ烏貝號に似たフォルム。試しに通話を試みるも返事は雑音に似た何か。理解不能。』

一見対話不能、会話不能のようだが実は可能。
ただ、問題は表現方法。後述の能力欄で触れるが、理解しろというのが難しい。

攻撃的かと言われるとそうではなく、どちらかというと自分の航路の邪魔にさえならなければわりと寛容。
ただし、物語の影響を受けて『誰か』が勝手にこの謎の飛翔体に攻撃を加えたりして戦闘状態に移行させてしまう事がある。

自我があるのか、それとも本能だけ、もしくは自動的なシステムなのかは不明。

武器:基本にして最大の武装、主砲。艦首が開口する事で露わとなる本体部分が発光。魔力、霊力、神力、様々な力があるがそれらと異なるエネルギーを一気に一方向に押し出し、発射する。
この中心部分、炉が生み出すエネルギーは次元干渉を引き起こす作用を持っており、その為このエネルギー砲による破壊現象は次元歪曲の臨界を迎える事での時空間崩壊、誘爆によるものであると推測される。


属性:白、空

能力:『全天候対応型局地天候制御装置/コロンブス・エッグ』
――『航路の途中、それまで快晴であった空が曇り始めた。曇り空はやがて雷雲となり、嵐となり、そして、それは現れた。まるで嵐の王の如く。』

大変迷惑なことに、この謎の飛行物体は自分の周囲の天候を制御しながら進む性質がある。
その為、どんな晴れ空であろうともこの飛行物体の周囲は基本的に曇天に覆われ、分厚い雲に覆い隠されているので不自然な雲や天気の変化があった場合はこの飛行物体が居るのかもしれない。
不幸なことに、あまりに近くで気づいたせいでその人口雲に突入し、遭遇してしまう場合もある。

そもそも何故天候を変化させているのかについては、自分の存在を周囲に知らせる為だとも、意思表示の為であり人類に向けたメッセージであるとも言われているが実際のところ不明。

確かなのは曇天に限らず快晴、嵐、雪等空模様を変化させて飛び回る迷惑行為をしている事実である。


たまに完全な快晴で巡航している事があるのだが、そういう時は上機嫌な時であるらしい。


この能力は『色を奪う』能力の発現である。

『空の色(てんき)を奪い、自分の都合で空に着色(てんこうへんか)する。』
というのがこの謎の飛行物体なる白夢の力。


余談だが、大まかな天候による感情表現は

快晴→喜び、好意的、肯定、上機嫌
曇天→平常、憂い、否定
雷雨→悲しみ、拒否
嵐→怒り、警戒、不機嫌

等らしい。
ただ、大まかすぎて細かい意志疎通はほぼ不可能である。
もし試そうとすると、天気がころころ変わって一帯が大惨事となる。

『戦闘形態移行/ストーム・ワーニング』
――『進路上に立ち塞がるならば仕方ないと交戦に突入。何とか未知の敵相手に我々は善戦していた。しかしすぐに思い知る事になる。今までのは様子見の段階に過ぎなかったのだと。』

有事の際、貝のように見えなくもなかった巨大飛行物体は白く発光。
細かい取り回しが利かない主砲だけでなく姿形を変形させる事で水晶体表面から様々な銃火器、連装式砲門、近接戦闘向けの鞭とも触手ともつかぬワイヤー射出等様々な武装で対応してくる。
そして、戦闘機の役割を果たす小型の3m程度の飛行物体を次々と内部から出撃させ、自爆特攻を仕掛けさせる。無人機。

更に計六つの全長5m程の防衛用水晶体を射出し、これらが相互に特殊な力場を展開する事で障壁を作り出す。

『最終形態突入/インヴォーク・クリフォート』

――『何とか地獄の如き戦場を切り抜け、あの烏貝號の類似品の結晶体を破壊、中心の炉に一撃を加えてやった。我々は勝利を確信した。だが、間違いであった。――取り返しのつかない事をしてしまったのだ。」。』

戦闘形態を突破し、この烏貝弐號(仮称)を撃墜まで追い込んだ事で強制起動。
炉、本体部分の赤い結晶内部に『拘束』されていた人型の何かが駆動する。
その姿は、何故か一巡前に黄金の魔導王が七騎士第二位雷迅と冬の大精霊ジャックフロストとの決戦時に黄金の円環にて創り出した機械仕掛けの神に酷似しているのだとか。

弱点:巨大すぎる弊害で細かい敵に対しての行動が制限される。ヒト程度の大きさの場合、脅威認識が遅れてしまうのもよくある。

また、物語の都合上、未知との遭遇を演出したいという事が最優先となっており演出重視で攻撃も対象の無慈悲な撃破とかよりも派手に、大袈裟にこそすれど狙いは甘かったりということも。少なくとも通常形態時は。

そしてこの空飛ぶ飛翔体だが、大体大型の物体、物語の展開でも主役の駆る舟との激戦を繰り広げた事から大型の舟やら建物、生物を最優先で攻撃対象にしたり接触を図ろうとするのだが、逆に言えば前述の通り小型であったり小さなモノには惹かれない。
それを利用して何かしら策を講じる事も可能かもしれない。

最大火力にして主武装の主砲だが、これは威力こそ主砲に相応しい威力を誇るが取り回しが悪く、連射性に乏しい。
発射にも充填に時間を要する。演出と王道の展開的に120%充填もお約束。
砲撃後は再装填まで時間が(1〜2レス)かかる。



所属:虚白の地

職業:白の断章(エフェメナルフラグメンツ)

二つ名・異名:『大空航路史・鳥貝號(フライングアンノウン)』

恋愛:NL?

裏行為:不可

備考:『見慣れたフォルム。しかし我々が知らない材質で造られた謎の飛行体。同型機なのか、はたまた。便宜上我々はあれを烏貝弐號、存在しない筈の兄弟機と呼称する。対話は不能。天候を自在に操りながら我々の航路を阻む未知の存在を相手にしても退くことはできない。港に帰りを待つ家族がいる限り。国中野の宝貝をき集め建造されたこの烏貝號に込められた希望の為。戦え烏貝號。名付けておいてなんだが類似品に負ける訳にはいかないのだ。』


――白のアリスが拾い上げた存在。異なる世界より漂流した『人造の機神』の欠片。赤の世界でかつて見た科学技術が超高度に発達し、魔術が発展しなかった異界の残骸たる海上遺跡ノアの守護者に似て非なるモノに、空飛ぶ宝貝舟の長期小説の物語を憑かせる事で生まれた未確認飛行物体。
『白の断章』、と呼ばれる白のアリスより授かった力を有する特異個体の一体。

普段は物語に沿って行動しようと空を漂流しているのだが――例外として、物語ではなく、物語を憑依させる事で封印状態にある物語的にも白夢として憑かれているという意味でも核たる存在はとある神竜族、正確にはそれが所有する『箱舟/さいしゅうへいき』に強く反応を示す。
そのせいで、彼/彼女が桃源郷にて外界と隔絶されているというのに存在を感じ取り青の国の海上を探すかのように漂流する事が多い。
完全にとばっちりである。


ちなみに、他の白の断章を搭載し輸送したり、天候操作を利用して『舞台』の環境演出担当を担うことも。

(※イベント等で明確に攻撃的とかになっていない限り、通常はその辺を徘徊しているので適当に未確認飛行物体を観測したり攻撃したり云々なども自由です。)


PC挨拶:――――。
(空は晴れやかな青。快晴也。その筈であったのに、突如として空模様が変わった。重い影が地に落ちて、ざあざあと大粒の雨が強い風と共に降り注ぐ。ふと訝しんで見上げた空。ソレは空を泳いでいた。悠々と、淡々と。下界の人間に興味等ないとばかりに、空を巨大な何かが。積乱雲に覆われ、分厚い雲と嵐を引き連れて。ちょうど、その隙間から一瞬見えたのは赤紫色の目が眩みそうな程巨大なお化け貝。ぽかんと見上げていればそれは自由気儘に違う空へと、行く先々の空模様をころころと変えながらどこかへと流れていった。慌てて他のモノ達にあれは何だったんだと尋ねるが、キツネの嫁入りか何かの通り雨だ、ただの雲だろうと雲の向こうに見えた何かについては見えていなかった様子。そうじゃないと言っても誰も信用しない。確かに見たのに、確かに居たのに。あれは、何だったのか?)


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