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登録名簿
ディオドーラ=シュラットガイスト/黒の親衛隊シュバルツバルド隊員(軍師)
HN:絹豆腐(きぬとうふ)

名前:ディオドーラ=シュラットガイスト

性別:女

年齢:外見年齢13歳前後

種族:鳥人(白鴉)

身長:143cm

体重:35kg

容姿:あまり手入れをされていないぼさぼさの波打つ白髪は背中に届き、前髪は目にかかる程度。日頃の折檻による痣が所々目立つ肌も病的な白であり、いつも自信のなさ、叱られるという不安や恐怖の表れでぎょろぎょろとした大きな瞳は赤色で、目の下には常にクマが出来ている。
体格は華奢、ただし不健康な華奢。完全に栄養不足によるものであり、あばら骨が浮き、手足も柔らかさはあるがやはり肉が足りず骨張っている印象。大体何かしらの理由で傷付いたりしており、絆創膏、ガーゼ、包帯で覆われていない時が珍しい。
黒の親衛隊としての時は少しぶかぶか気味の白の軍帽と、黒の軍服に膝丈のスカートに黒のストッキングに軍靴の姿だが、私服は西洋人形が着るようなフリルをあつらえた洋服、ピンクのワンピースなどを好んで着る。
軍服の上着を外套の如く上から羽織る事も。ただし、しょっちゅう誰かに怒られたり殴られたりしている事が多かったのでどれも煤が付いたり泥が付いたり汚れていり、ぼろぼろ。そのせいでよろよろ歩く様は夜であったり墓場なら幽霊の類と誤解されかねない。また、肌も弱く外出の際には傘など日除けが必要で持ち歩いている。

性格:自信無し、挙動不審、無能、弱気、弱虫、クソザコナメクジ。常に怯え、畏れ、困っている。

武器:個人の戦闘能力としては、一般人や野良犬にすら劣る。支給されている銃などはあるが、撃てば反動で脱臼や骨折するぐらいに虚弱体質で貧弱。肉弾戦は無理。また、普段はどうしようもない程無能であり、寧ろ自分が誇れる武器って何だろうと自問自答しなくてはならない。

しかし、下記の能力が発動している状態では以下の兵装が使用可能となる。
可能になるというより、条件に該当する場合半自動的に起動、召喚する。一応任意でも可能ではあるらしい。

『灰鴉の兵隊/アイングラウエス・ラーベン』
ディオドーラが演算装置としての機能を発動させた時に、武力行使が必要なディオドーラの保護、保存の為に黄金の魔導王により『脳に刻み込まれた極小の召喚機能を有する門の役割を持つ魔術式』が連動して発動し、『ある場所から』自動または任意召喚・展開される全12体の『兵』。
強烈なストレス等でも発動し、その場合自動召喚になるもよう。
また、黄金の魔導王の手により、『一定の精神状況、進捗状況』達成までは暴発しないよう制限をかけられていたのだが、今回目の前で自分が無力故に、頼る事しかできなかったからこそ死なせてしまった少女の存在が引き金となり、自分自身の力を足を引っ張りたくないとか消極的理由ではなく精神構造に変化が発生した事で制限が一部解除された。

兵の姿は基本、皮膚が削ぎ落され肉や骨のような外殻が剥きだしとなり、その上から黒い超極小の生物の集合体である流動的な自己修復と自己増殖を繰り返す生態装甲を被せられ、顔は白い烏の仮面のように変形させられており鼻が嘴の如く長くなり、目は真っ赤に染まり、顔色は真っ白。唇は削がれ歯が剥き出しとなっている2m前後の異形の人型。
背中には白い翼のように隆起、異常発達した肩甲骨らしき部位が存在しており、短距離、短時間なら生態装甲の一部を放出、推進力として噴射することで飛翔も可能。
ただ、一方の方向にしか飛べない為、違う方向に向かいたい場合は再度方向を変えて噴射する必要がある。飛行というより人型ジェット。その為自在に移動できるわけでないので空中戦は現段階では得意とは言い難い。主に地対空の奇襲、地対地で一気に間合いを詰める運用となろう。

これらの異形の兵は全員何らかの武装をしており、共通した主武装は自身と同じ程度の長さの鴉の爪にも似た湾曲した白い柄と黒い刃の大鎌と、口膣部より高出力の魔力が原料と思われるエネルギー砲の発射と、複数本多関節の針状の舌による血液吸引や魔力吸引を可能とする。

そして予め出力済みの結果で問題ないなら半自動的に保護、保存を脅かす敵性存在へと襲い掛かる。

また、飾りの女王であるディオドーラの『演算結果/出力』をこの生態装甲を構成する微生物群を介して直接反映する事で細かい指示を出すこともできる。
人望無きディオドーラが唯一指揮、指示を出せる兵ともいえる。

そして、これらの兵は破壊されたとしても残骸でも良いから残っていればディオドーラが存命である限り、工房に頼らずその場で演算の機能を分割する事になり演算速度の低下を招くが生態装甲によって修復・復元も可能。(最低1レス。戦闘中等の場合時間の圧縮に伴い数レス要する場合もある。そして一度に復元できるのは一体ずつ。消滅といって良い完全破壊、痕跡さえ存在しない場合その戦闘中はまず復元不可能。)


『反転の玉座/レーレ・イカロス』
虚白を白に。
白を黒に。

白鴉、白亜の少女にとってもう意味無き何かの贋作。

これも兵共々同時に呼出される。

この玉座と呼ばれる浮遊機能と短距離飛行機能(速度は一般人の走行速度と大差ない)、そして演算補助装置でもある機械椅子に座る限り、ディオドーラが演算装置としての機能を解除することはない。
自分から降りるか、誰かに引きずり降ろされない限りは。

また、この玉座には迎撃用の魔術式が予め入力されてあり、座する少女が『出力』する事で発動が可能。
基本的に殺傷力よりも危険を遠ざける為のものであり、『渡り鴉/レイヴン』と称される風、大気を操り突風を起こしたり気圧を上昇/低下させたりするといった風にまつわる魔術式。一定の耐久力を有する(あくまで個人の保護程度なので限界値は高くない)障壁を展開する防性魔術式が存在する事は現状確認されている。

魔力に関してはディオドーラの物でなく、この玉座に蓄積された物であるらしく、限度がある。これは再召喚された際には大体再充填されている。

主に補助装置と不意の能力解除を阻止し、本体の致命的脆弱さを補う移動補助としての利用となる。


属性:無(能)、風

能力:無能。しかし、限定条件、謎のパワースポットやら磁場やら星辰やら運やら体調やら諸々の条件が噛み合った時だけ元々欠陥だらけで出鱈目な思考回路が歪んで、ずれて、逆にずれが正される事により接続されて高い指揮能力や作戦立案の才を発揮する。それ以外はぽんこつ。困った事に、追い詰められたら本気を出すとかではない為追い詰められてもぽんこつな時はぽんこつ。あっさり死ぬ。あくまで指揮能力なので、自分一人だけじゃどうにもならない。人望も無いので助けて貰える保証もない。

――解析が進むにつれ、この指揮能力、作戦立案の才とは副産物であったことが判明。

入力に対する出力とでも言うべき高度な演算能力を持ち合わせており、作戦立案等は即ち現在の戦況や兵の数や個人情報、地理や敵の情報から算出された演算結果であった。

この便宜上『反転/スイッチ』とでも言うべき人格及び性質の反転現象と共に発動される高度演算能力、演算装置としての能力は相変わらず自分で任意発動はできないようだが、何故か『黒の親衛隊副隊長クオル・グラファータ』はその能力故か――それにしては、あまりにも出来過ぎている。予め仕組まれていたかのように――命令式を『入力』する事で切り替える事が出来るというのも判明した。

その為、もし戦術的に必要が迫られた場合、副隊長にとっては懐いているディオドーラを『道具』のように扱う事となるが本人の意思の有無を問わず切り替え、演算装置として、指揮者としての機能を引き出し利用する事ができる。

それでもまだこの出力現象、不自然な演算能力の保有と唐突な切り替え、普段との奇妙な別人同然の差等も不明な点が多く、調査が必要。

また、良い報告だけでなく黒の親衛隊のリストにも載っていない、あり得るとするならば黄金の魔導王の遺産に近い奇妙な人型生態兵器や浮遊椅子の召喚も連動する可能性が極めて高くなったこと。
これらは、ディオドーラの恐怖や不安、ストレスで暴発する危険性があるという悪い調査結果と、同時にディオドーラの意思――能力発動時のそれを意思と呼んでいいのか――でも呼び出せるらしく、本人が戦う術を必要とした際には立派な武器となる。
この呼出された者達はディオドーラの意識不明、昏睡、能力解除等で何処かへ送還されてしまう。

そして、この演算能力のおかげで指揮や作戦立案のみならず、能力発動時に限りだが機兵や小型偵察機等の遠隔操作等も並行して処理、操作する事も可能であると判明し、白鴉の運用方法に幅が広がった。

――けれど、解析が進めば進むほど、奇妙なブラックボックスが幾つも見つかっており不吉である。


弱点:先天的色素欠乏症であり、おまけに生まれついて頭が弱く、体も弱い。普段は本当に何をしたって駄目であり、何をしたって上手くいかず、何をしたって怒られる。カースト制最下位。食物連鎖の最底辺。自分が無能である自覚はあるけれど、だからと言ってそれでいいとは思わずどうにかしたい、だけれど何をしても上手くいかないという葛藤に苦悩している。

能力発動時だが、どうやら本人にも演算の限界があるらしく長時間使用や過度な多重並行演算などで負担がかかるとその分強制的な能力解除に陥ったり、心身に暫く後遺症が残る程の負担がかかることがあるもよう。

所属国:黒の国

職業:黒の親衛隊シュバルツバルド隊員(軍師)

二つ名・異名:疫病神、厄介者

恋愛:NL、GL

裏行為:可

備考:昔はそれなりに(今よりかは)まともだったらしいのだが、何処をどう彷徨い歩いたのか、何処で人生を間違えたのか、必死に生きているうちに出会った奴隷商に餌付けされ奴隷にされたり、娼館に売り飛ばされたり、薬漬けにされたりしながらも脱走し、散々な扱いを受けるうちに精神が傷付いて螺子が緩んでどんどん歯車がかみ合わない状態に。
誰かを探していた気がするが、記憶さえ精神共々壊れてしまい思い出せないでいる。
野良犬の如くスラムに居ついていたところを偶然騎士ギルドに保護され、衣食住を提供される。だが、偶偶思考が明瞭な時に黒の親衛隊の者が騎士ギルドへ相談に来ている際に接触。最近目に余る振る舞いが増えた犯罪集団を撲滅、摘発の名目で抱え込んだ財を根こそぎ蒐集する意図があった襲撃作戦の計画の手助けをした事で役に立つかもしれないとスカウトされ、思考がまともな状態だったから騎士ギルドに礼を述べ自分の力が役に立つならとスカウトを受け入隊。しかし、そんな長続きはせずすぐ元のクソザコナメクジと化し、仕方ないからスイッチが入るまでは雑用係や巡回という名目でその辺で働いていろと雑な扱いを受けることとなり、密かに騎士ギルドで保護を受ける生活に戻りたいと泣いている。
実力主義社会な黒の国において弱さを全然隠しきれておらず、何故未だにリストラされないのか、何故生きているのか不思議なレベル。


――過去を改竄されているらしい事が判明。記憶が何処まで信憑性があるものなのか、少なくとも騎士ギルドで保護されていた事は間違いないのだがそれ以前は本人の記憶、証言頼りのせいで信憑性に欠ける。

黄金の魔導王、魔巧の副隊長との奇妙な符号も散見される。
そして、白の断章ユーリイの反応から、虚白の地に何か関係があるのではないかとも疑われている。


これに関しては後日、黒の親衛隊の両副隊長の追求により魔剣物語の口から彼女が他に例を見た事がない『元』白夢であると語られている。それがどういう意味なのかは不明。

PC挨拶:あ、あわわ……ご、ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!無銭飲食していません!壺とか割ったりしていません!脱臼とかもさせていません!お金は今朝スられて一文無しだからお願いだから痛いこととかしないでくださいお願いします何でもはできませんけど本当いちゃもんとかかつあげとかは嫌――え、違う?な、なーんだ……えと、お仕事の話です?えへへ、他の皆さんは凄く立派で強いですから、きっとお役に立てると思いますよっ。
(突如として見知らぬ者に声をかけられ大げさな程に肩を竦め、心臓が止まったのではないかという程ひぃ、と引き攣った肺が委縮し気道から漏れる悲鳴をあげてから硬直。直後、まだ何も言っていないのに普段どういう目に遭っているのか謝罪の言葉と仕草を幾度も繰り返して何とか酷い目に遭わないように自己防衛。しかし、どうもそういう悪質な手合いではなかったらしく若干引き気味に違うと首を横に振る相手を見ればほっと胸を撫でおろして袈裟お金を盗まれたうえ容赦なく顔面を殴られ罅が入った頬骨と皮膚の裂傷を隠すガーゼを擦りながら、まだ相手が誰で何者か一切語っていないのにあっさり無防備に信用し朗らかな緩い笑顔に。自分と違い皆何かしら役割を持ち、役目を果たせるそうそうたる面々の黒の親衛隊の同僚や上司達の顔を思い浮かべ我が事のように嬉しそうに称賛しながら小さな握り拳を両手で胸の高さで固め、改めて用件を伺う事にして。)

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あきゅろす。
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