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登録名簿
フィリア/薬品店の主
HN:きなこ
名前:フィリア
性別:女性。
年齢:外見年齢28歳程。本人が数える事を止めた為正確な年齢は不明。
種族:魔女。
身長:168cm
体重:52kg
容姿:陶器の如く血色が薄い白い肌。胸下程迄在る濡鴉色の髪を毛先のみ緩く巻き、長めの前髪は八対二程で左に流す。長い睫毛が縁取る二重瞼の大きく開かれた吊り目に嵌る漆黒の瞳と自然さを残しつつ整えた太めの眉はいかにも気が強そうだと客は語る。女の嗜みと称し顔には化粧を施し、鮮血の様に赤い口紅が彩る唇の斜め左下に在る黒子が特徴的。無駄に成長した胸と括れた腰から脚へ掛けての曲線は成熟した女性其の物の印象。
女性にしては高めの身長を更に強調するように8cmと高い猫足ヒールの黒革パンプスを履き、前釦かつ立襟の薄手長袖黒色ブラウスと背後腰部分にりぼんを配った脹脛丈の黒色シフォン素材のロングスカートを身に纏う。基本的に魔女らしく黒色で統一された服を着用。

性格:矜恃も高く尊大な男口調で老婆心から口煩く説教しがちな為敵も多いが商人らしく愛想も面倒見も良い。一度懐に入れた身内には甘く情に脆い一面も。だが、無条件に慈悲を持ち合わせている訳でも無く飽く迄自分の都合と利益、良心等を鑑みて行動を決定する。非情に徹する事も、其の場を当たり障り無く流す大人の対応も出来るが喜怒哀楽は比較的はっきりしている。本人も意識的に感情のガス抜きをし、極端に感情が昂らないよう調整している節がある。「年増」や「婆」と謂った年齢を蔑む悪口は禁句。雷が落ちる。

武器:強いて言うのであれば長生き故の知識と魔力を込めた薬品。(自店の販売品)豊潤な魔力を重い風の様に放出する事も出来るが酷く疲れるので極力選択したくない。突出した身体能力も無く、攻撃に特化した魔力でも無いので基本的に戦闘能力は人間の成人女性程度。しかし不老の身体は商品価値が高い為狙われる事も多く、不本意ながら速い逃げ足と追手を撒く技術を会得した。

属性:魔。地。智。
能力:▼豊潤な魔力と努力の末に得た魔術。
魔力を込めた薬品、風邪薬や傷薬は勿論毒や火薬等薬と名の付く物なら作成出来る。薬草や素材集めの為に山へ頻繁に入る。又、時間と媒体さえ準備出来れば結界を張る事も可能。
▼不老の呪いを受けた身体。
呪いを受けた其の日の儘身体の状態が維持されている。外傷を受けても其の呪いの御陰で通常の人間よりは回復と治癒も比較的早いが不死では無い為に内蔵に損傷を受けたり多量に失血すれば死亡する。本来ならば様々な欲望の先に漸く届く“不老”と謂う褒美を“呪い”と称するのは本人に取って罰以外の何物でも無く何時か迎える死迄を贖罪の為に生きている所為。不老の身体を手に入れた経緯は語りたがらない。本来フィリア自身には突出した魔術の才能が有る訳でも無く、偶然生まれ持った豊潤な魔力と血筋と本人の努力で成果を修めた所謂“秀才”であり本物の天才には敵う筈も無いと理解している。
▼感情の箍が外れると生来の黄金色へと瞳の色は変化し豊潤な魔力は身体に収まりきれず本人を中心に渦巻く暴風へと変わる。此の時冷静で居る筈も無いので繊細な攻撃は出来ない。過去出生地の村を其れで壊滅させ一時罪人として捕えられていた。

弱点:自分は無力で有り贖罪の為に生かされていると心の根底に思っている精神面の脆さ。
対魔力戦でも物理的な力の前では到底敵わず自分の魔力で防御壁を張るのが精一杯な為、戦闘では前線に向かず後方支援若しくは事前準備向き。人間の成人女性程度の護身術は辛うじて会得済み。
所属国:銀の国。
職業:薬品店の主。自らの魔力を練り込んだ薬品を作成し、風邪薬・傷薬から毒薬・火薬、果ては原理不明な一時的に身体を変化させる薬品(性転換や獣化、年齢増減等)迄取り揃え、薬品以外にも怪し気な魔術道具等何でも売る。

恋愛:NL◎ GL〇 BL限定的状況下のみ〇
裏行為:可
備考:不老の呪いを受け、永く生きているが故に魔術と知識を溜め込む魔女。姓は捨て只の薬売りとして生きる。一巡前の世界には存在しない。幽閉され永い時を罪人として過ごし、罪状を覚えている者が自分のみと成った頃突然解放された。やがて流れ着いた首都『神聖都市シルヴァ』の街の片隅に在った古い煉瓦作りの館に店を構え、生計を立てているが扱う商品の性質上胡散臭いと訪れる客は少なく閑古鳥が鳴く日が続いている。フィリア自身に特段信仰心は無いが魔術を扱う者の特性か自然に対する畏怖や精霊の類に対する崇敬程度は持ち合わせている。又、他者、取り分け神聖都市の住民の大多数が抱いている信仰心もに対し否定も肯定もしない。…と謂うより余り興味が無い。

→(絹豆腐様御了承済み。)
自身の種族と扱う商品の性質上、当然聖騎士達から目の敵にされていながらも本人は違法な事はしていないと突っ撥ね店を営み続けている。本来其の程度で引き下がる聖騎士達では無いが、六番目の執行者且つ異端審問官で在るボルドウィン=グランバッハに弱味基い首根っこを掴まれており碌な謀も不可能と判断されたのか捕えられていない。ボルドウィンに対しては逆らえ無い程度に主従関係が構築されている。尤も主従関係と言っても従者と主人では無く、精々気紛れな猫と其れを住まわせている家主程度の付かず離れずな関係。彼を敬う感情等無く当初は嫌悪すらしていたが幾度の会話の中で極偶に垣間見える人間らしさに徐々に絆され現在は憎からず思っている。

PC挨拶:
──おや、客とは珍しい。いらっしゃい、今日は何を御求めだろうか。ふふ、此処にはきっと君の望む物が有る。無ければ作ってみせよう。其れには勿論、相応の対価が必要だが。……ふむ。折角初めて来てくれた客だ、少しばかりなら色を付けて遣ろう。さあ、何が欲しい?(壁一面の棚に所狭しと薬瓶が並び、乱雑に積まれた魔導書で半分開かない窓から入る日光が柔らかく照らす店内に古惚けた木製扉の蝶番が軋む音が鈍く響き一拍遅れ扉に取り付けられた鈴がからん・ころんと揺れ響く音が鼓膜を揺らし客の訪れを理解。店内奥の小机に向かい分厚い魔導書へ落としていた視線を客の方へ向け静かに本を閉じ緩慢に立ち上がりにこりと営業的な笑みを向け軽く会釈し赤で彩る唇で御決まりの文句を紡いだ後冗談混じりの商人らしい営業文句で此の店を簡単に説明し、夜の様に深い漆黒の瞳で興味深気に客を見詰め要望訊ね。)

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あきゅろす。
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