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登録名簿
浮月 水螢(フゥユエ シュイイン)/龍宮城の巫女
HN:絹豆腐(きぬとうふ)

名前:クラゲ:浮月 水螢(フゥユエ シュイイン)
アンコウ:老 呑怪(ラオ ドングァイ)

性別:クラゲ:雌
アンコウ:雄

年齢:クラゲ:人間擬態時外見年齢10代半ば
アンコウ:鞄擬態時相応に年季がいって使い込まれているように見える

種族:浸海生物(提灯アンコウと電気クラゲの共生体)

身長:クラゲ:人型擬態時145cm→擬態解除時触手5m、本体2m
アンコウ:鞄擬態時60cm→擬態解除時8mほど

体重:クラゲ:人型擬態時40kg→擬態解除時200kg
アンコウ:鞄擬態時2kg→擬態解除時400kgほど

容姿:クラゲ→陸上においては基本的に少女の人型であり、主な活動の表にでるのは此方。
白に近い青色の髪は毛量が多い直毛が太股の長さまで伸びており癖も強くて波打ったようになっており、側面の毛束も顎にかかる程長く、前髪は左目が隠れるように揃えた左右非対称。
瞳の色も髪と同様に白に近い青。
肌の色は色白だが、気を抜いたり海に戻ると透明になったり、激昂や羞恥といった感情の昂りによっては血が昇ったと誤魔化すには無理があるぐらいに真っ赤に染まったり、混乱すると発光してしまう。
耳は隠れているが人は人でも魚人種の疑似餌役でもある為魚の鰭に似た形状をした青紫色の耳をしている。
体つきは華奢であり、小柄な細身。曲線は緩やか。
服装は白無地のワンピースの上から黒のカーディガンを羽織り、濃紺色のすっぽろ頭を覆う帽子(擬態の一部であり実際はクラゲの笠。たまにアンコウに鞄ではなく帽子に擬態させることもあり、その場合不細工にデフォルメ化した目口がついた怪しいアンコウ帽子となる。)にガーター付きの白のハイソックスと黒のパンプスを履いている。
また、龍宮城では好みの色である青や紫を基調とした巫女服を着用している。
常にショルダーバッグ(に擬態したアンコウ)を肩から提げており、紐に擬態している共生関係を示す実際は服やその下にあるクラゲ部位に常時接続されている。
不自然にならないよう鞄を外す時もあるが、その場合でも紐が体に繋がっている。接続解除は不可能ではなく短時間なら問題ないが一定時間を超えて離れるとお互いに生命の危機に陥るので正真正銘の命綱。

擬態を解除した場合は巨大な笠を持ち、無数の長い先端部分が槍の穂先や龍の頭部に擬態させ、放電器官を有する触手を持った薄っすら青い体表で半透明の巨大お化け電気クラゲ。


アンコウ→鞄擬態時は茶色いアンコウの皮をなめした革鞄といった見た目であり、触るとほんのりぬめり、生暖かく、ごつごつとした疣が一定間隔で生えている。ジッパー部分の口の中はアンコウ自身の口なのだが元々の大きさ故に収納スペースは鞄時の見た目より広い。人間ぐらいなら軽々と呑み込むもとい収納できる。
ただ、口は口なのであんまり口に入れたくないようなもの(味や匂いがきついものや尖ったもの等々嫌がるものが多く口煩いが、嫌がらせで詰め込まれることもある。)を入れられると具合が悪くなったり吐き出したりする。
ちなみに鞄にしか擬態できないわけでなく、他にもマスコットアンコウ帽子に擬態することもある。だが、頭に被るのは重く、デザインが不細工なのでクラゲからは不評である為鞄が主となっている。

擬態解除時には電気クラゲを先端にぶら下げ提灯としてる誘引突起と、内側に向かって生えているのが特徴の牙を生やし、顎が突き出た大口が特徴的な白く濁った二つの眼を持ち分厚く柔軟性に長けている皮膚を持った巨大なお化けアンコウ。

性格:クラゲは少女の外見に擬態していても外見に不釣り合いに平常心を保ち、冷静沈着、感情の振れ幅が狭く外見に反した大人びた印象を与えやすい言動と振る舞いをする。ただ、それは努めて振舞っているものであり実際は外見相応に好奇心が強く感情も豊か。しかし、感情に応じて擬態に不都合な体色の変化や発光現象を起こしてしまったり最悪擬態が解けてしまうので結果的にその様な性格、言動を選ぶようになった。また、若干口が悪い。

アンコウはのんびり屋で大らかと言えばいいが人任せもといクラゲ任せで面倒臭がり、自分はぶら下がっているのが基本の為暇なのでよく眠る。その癖主に食事絡みやぞんざいな扱いをされると五月蠅くなる小舅といったところ。また、クラゲに関しては孫に接する祖父のような感覚であり、任せきりなりに境遇のせいもあって心配もしている。
若かりし頃は云々と語る脚色疑惑の濃い武勇伝では畏るべし捕食者たる浸海魚としてぶいぶい言わせていたとのことだがクラゲには大食いボケ老人の戯言としてあんまり信じてもらえていない。

武器:クラゲ→人型時、原型時どちらの場合でも触手を使えるが触手は原型時が使える本数も用途も多く、広い。人型時限定で細身の槍や鎌等といった長得物に触手を擬態させ武器として振るう事も可能。ただ、原型時のほうが触手の強度や力は強い。

アンコウ→鞄時も原型時もその大いなる深海に繋がるとも言われる大口による丸呑みこそが武器。

属性:共通→水 クラゲ→光 アンコウ→闇

能力:共通→『擬態』
ただしお互いに何にでも擬態できるというわけではなく、クラゲは人の姿や触手に限定された部分的な擬態。
アンコウは鞄や帽子等はともかく人には擬態できず、原型時も海の砂底や岩に擬態することはあっても他の魚など生命体に擬態はできない。

共通→『共生』
互いの体を繋ぐ一本の生命管。これがある限り互いは離れられないが、これがあるからこそお互い水棲生物である二体は陸上でさえも互いに足りぬ要素を相互に供給しあい活動が可能となっている。
クラゲはアンコウよりその高い生命力を分け与えてもらうことで生命を維持しており、アンコウはクラゲから光を与えられる事でともすれば今も眠れる浸海の波動に狂わされそうな理性を保つ事が可能となっている。

また、クラゲは人に擬態できることやコミュニケーション能力がある為対人技能があるといえるがアンコウはそういったコミュニケーションは不得手としている為対人関係はクラゲに任せるが、アンコウは長く生きてきた事から海の事にはクラゲよりも知識が豊富でありまだ海に生まれてそう長くないクラゲに海の知恵や青の国の歴史(海からの視点)や恐怖等知識面で支えている。

クラゲ→『放電毒光』
体内に存在する蓄電器官に蓄えた高圧の電流を触手を介して外部に放電する能力。
出力はある程度操作の幅が広く、軽く威嚇用途で強めの静電気ぐらいに留めるものから遠距離からでも撃ち穿つ精密さを維持したまま大型の深海生物をも感電させ身動きを不可能にすることも可能。見境無し、精密性を犠牲にすれば単純な威力は底上げできる。
こちらも基本的に限定時のほうが出力限界も放出量も蓄電量も上。

アンコウ→『呑淵幽界』
体内に広がる暗黒空間、一説には浸海の竜帝が封印されし深海の深淵に繋がっているとも称される大食の大口にて対象を呑む力。
此方も呑む力は原型時のほうが上。

弱点:まず、クラゲにしろアンコウにしろ擬態時でも戦闘能力は存在するが人型時は擬態が解けない前提の上に成り立っている為使える能力に制限がかかっている状態にある。
また、陸上にしろ水中にしろお互いの存在が欠かせず、どちらかが死ねばもう片方も死ぬ。弱ればもう片方も弱るなど命も共有している。

所属国:青の国

職業:クラゲ→龍宮城の巫女
アンコウ→龍宮城の老中

二つ名・異名:クラゲ→人海の月
アンコウ→浸海魚の末裔

恋愛:NL

裏行為:可

備考:青の国の東の海、その底に聳える海の守護龍たる清龍の住まう龍宮城に住まう巫女の一人が電気クラゲこと浮月であり、老中という名の実際は殆ど寝てばかりの漬物石がアンコウこと呑怪である。

最初から二匹は共生関係であった訳ではない。
浮月がまだ人間だった頃、遥か昔に貧しき村から海の底におわす清龍へ巫女を捧げると称して事実上の口減らしでまだ幼い少女が海へ沈められたことが始まり。
沈み、堕ちた先は清龍ではなく、封印されし浸海の竜帝の影響を今も受け続ける浸海魚の一匹であった呑怪はこの時既に浸海の竜帝が封印されたことで理性を取り戻していた為餌としてでなく沈んできた少女を丸みし保護。
真っ先に思いついた助けてくれるかもしれないと頼った清龍の下へ搬送したもののその時点で少女は事切れる寸前であり、そこで狂気に侵され悪事を働いてきた償いを今するべきと判断し、封印前に浸海の竜帝の陰なる水の影響を受け得ていた名残である自らの力の大半を犠牲にすることとなっても力の象徴であった自身の本来の提灯部分であった誘引器官を切除。少女にこの浸食の象徴でもある器官を無理矢理喰わせ、人の身を人あらざる海の生物へと変異・適応させるが所詮はお零れに預かって得た力の名残、完全に思い通りにとはいかず人の姿と魚ですらない海月を行き来する半端な変異に留まり、ならばと元は己の提灯だったのだからと少女に切断口とを接続。奇跡的に自らの生命を分け与える形になったが生命を維持、半端な海の生物としての変異と適応を補うことに成功。

ただ、そのせいで力を失い、急激に老化したアンコウは奇しくも救ったクラゲがそれまでは一方的に命を分け与えられるだけであった自らの不足分を提灯としての本能なのかそれとも人であった頃の情の名残なのか庇い、助ける振る舞いを覚えるようになり、龍宮城の巫女の一人に皮肉にも口減らしとして捨てられた通りに務めあげられるほどに学習と成長を遂げたことで共生関係にあるアンコウも龍宮城に居座り平穏な暮らしができるようになった。

この度、虚白の地よりやってきた白の断章により青の国が誰にも事態の危機を正しく認識できぬまま乗っ取られかけている現状において海の底という認識汚染の程度が比較的軽微であったことで異常性を認識できた清龍だが恐らく近づいたら自分でも同じ目に遭うしそもそもこの龍宮城からでも具体的に何が危険なのか認識しようとすればするほどうまくまとまらなくなる異常性にどうしたものかと悩み。そこで海上の島の守護者達、高天ヶ原の神族、北方の鬼、東の最果ての不良仙女等も事態解決の為各々独自に動いていることを察知した清龍が彼ら彼女らと可能ならば接触し、協力。青の国が危機であるなら助力、しかし何よりも『異変の正体』を探る事を優先し無理はしないことと約束させ、陸上での活動に長けた両名に白羽の矢を立てた。

だが、呪術の性質上調べようとすればするほど汚染され、認識を歪み狂わされるので単独ではまず問題解決には絶対にできないのであった。


PC挨拶:……いいえ。郷愁の念などあろうはずもありません。私が人間であった頃の記憶は、正直言って殆ど残っていません。無駄口を叩いていないで、清龍様の使命を遂行しますよ、怪。貴方が働かざる者食うべからずを真っ向から否定するだけの万年漬物石ではないというのならば、自慢の長寿の知恵とやらを活かして見せてください。
(ざぱり。人目のつかぬ深夜、海よりとある白浜へと揚がった一人の少女。少女に擬態した海の生物。同じく鞄という形を選んで擬態した共生関係にある浸海魚の体を軽くぽんぽんと払い付着した漂流塵を落としながら鞄の口を開き海月の身を案じる声をあげるアンコウへ何の問題もないと浜から見える小さな漁村を遠目に眺め、頭を横に振って。心配しないでいいから自分達の主の使命だけ考えればいいと言い聞かせてから青の国の都、宝蓮京を目指し砂浜に足跡と水滴を残し。それもざばん、と打ち寄せる波にそのうちき消されて。)

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