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登録名簿
???(EX/イクス)/放浪者或いは傭兵
HN:果汁
名前:???(不明、便宜上ではあるが防具屋が「EX(イクス)」と名付けたものを名乗っている。)
性別:男
年齢:不明
種族:彷徨う思念
身長:250cm
体重:200kg

容姿:
竜人を想起させる兜を有する純白のフルプレートアーマーに所々に翡翠の装飾線が施された騎士の姿じみた大型鎧そのもの。
頭部の翡翠で作られた瞳は魔力の行使や本人の感情の励起に反応して光る他、全身に魔力を迸らせた際には全身の翡翠の装飾線が光輝く。
両腰にはそれぞれ大型の翡翠の幅広剣と水晶の長細剣がぶら下げらている他、背中には赤いマントが揺れるが、描かれていたはずの紋章だったものはすっかり擦り切れており何を刻まれていたかはわからない。
本来であれば乗り込む形の強化鎧であるため、背中には開閉口である蓋らしき切れ目が入っているが基本は開かないため中身は誰も姿を見たことが無いんだとか。

武器:
「忘れ得ぬ想い」
常に所持する双剣のことを差す。無名の剣のようだが、本人は二対をそう呼んでいるそうだ。
幅広剣、細剣共に魔力が通りやすい素材で出来ている為、属性を付与しその一振り一振りを強化することのできる品。
本体とは離れられない関係にあるらしく、ある程度距離が離れると剣そのものが消失し鞘に収まった状態で還ることとなる。

ワイヤー・アーム・フィスト
鎧に搭載された機能。巻取り式の鉄線を内部に搭載したことによる物理的な兵装、所謂ロケットパンチ。
腕部内に風の魔力により内部に圧力を形成、一気にそれを開放することで射出する。射出した際、内部が露出するが不思議と中の肉体は透けて見えない。
また、射出後は自動的に鋼線が巻き取られ手に戻ってくる仕組みとなっている。最大射程は5m。
巧妙なからくりで作成されているため、現代技術では再現が難しいと思われる。
尚、千切れる或いは断ち切られたとしても、ワイヤー部だけは一日あれば修復される。

「幻想に射す光」
どこからともなく入手してきた魔法の杖。
銀色の杖に、先端の蒼き宝石が輝く杖なのだがかなり頑丈な素材で作られているらしく殴打してもひん曲がらないくらいには硬い。
光の魔法の媒介となっており、光の魔法を行使する際に宝石が光り輝く。

所属:無所属

属性:風、光、霊

能力:

「彷徨う風」
自身の中に宿る風の力を使い、武器に風属性を付与すると共に真空の刃を纏わせることで大幅に強化する能力。
また、振るう際の空気抵抗が軽減されるため自然と振りの速度も向上する。そのため、全力で付与すれば目に見えぬほどの乱舞を成すことも可能。
ただし、全力で使う際は10分しか持続しない。

「試験型魔圧噴射機γ」
関節部及び背面に仕込まれた空洞より圧縮された魔力を放出し、加速或いは一時的に飛翔を可能とする能力というよりは身体に仕込まれた謎のギミック。
これにより繰り出される突進は文字通り金属塊が突っ込んでくるようなもので、高い威力を誇る。
飛行に関しては自力では万全の状態でも10分が限界。ただ、魔力供給源があれぱその限りではない。

「アウラ・アルカナム」
杖由来の光魔法で生成した魔法弾に風を纏わせることで拡散力及び威力を増幅させるものを敵にぶつけ攻撃する能力。
アルカナム、つまり奥義の意味合い通り全力で使用すれば何発も乱射することができるが全力で使用する、即ち弾幕を形成する程にばら撒くとしばらく行動不能になる。
単発、あるいは攻撃の合間に交えて発射する程度ならば支障はない。

「肉体無き亡骸の行軍」
過去の世界で肉体と心が離れていた為に宿った、能力というよりは呪いというべき力。痛覚を感じる神経が無い為深海であろうが溶岩地帯であろうが、身体に損傷がない限りはどんな環境であれ活動する事ができる。ただし鎧が圧壊、溶解する等何らかの破損を追うような環境では流石に行動不可。緊急時には中身が無いことを活かし誰かを収容する簡易シェルターになることも可能。

弱点:

鎧に魂が宿った存在であるため、鎧自体を破壊する攻撃に弱く最悪存在の消失に至ることも。
また魔力の塊であるため魔力吸収攻撃は弱点どころか天敵に近い攻撃となる。

異名:彷徨える風鎧

所属:無所属

職業:放浪者或いは傭兵

恋愛:NLBL

裏行為:不可

備考:
かつて虚白の地にて崩れ落ちる形で存在していた鎧が、とある防具屋に拾われ、組み上げ及び可能な限り修繕されたことで当然動き出した謎の存在。
判明していることはこの世界で作られた鎧ではないこと、何らかの魂を宿して動いていること、その魂は一巡前の世界の記憶の断片を有していること。
自身が誰で、何の役割を以て生きてきたのか、その殆どを忘れてしまっている。
唯一分かることは何かを守ることが自身の使命であり、同時に誇りであったこと。
数年彷徨ったことでこの世界のことはある程度理解できているようで、自身の記憶を取り戻す漠然とした目的を持って今日も彷徨う。
尚、彼を修繕した防具屋は勝手にこの鎧が起動した際に吹き出した圧縮魔力により消し飛んでおり店主こそ生きて入るらしいがしばらく露天暮らしを強いられたらしい。

一言:
俺は空虚な風、空虚な鎧…行く宛もなく彷徨うことしか知らない…。俺の記憶…それは、どこに有るのだろうな……何も、思い出せない、思い出すことが幸せなのかそうでないのかも…な。

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