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登録名簿
天乃迦久埜(あめのかぐや)/神の遣い
HN:きなこ
名前:天乃迦久埜(あめのかぐや)
性別:女性
年齢:不明(外見年齢二十代前半程)
種族:神族
身長:155cm
体重:48kg

容姿:中央で分けた前髪は長く頬の辺りで真っ直ぐに切り揃え、後髪は太腿辺り迄真っ直ぐに伸びる藤煤竹色の髪。頭上には枝のように幾重にも分かれた太い牡鹿の角と鹿の耳を持ち冷ややかな印象の切れ長の瞳は淡い金色で眦に紅を差し、顔全体には薄ら化粧を施している。眉は短い。
普段は赤い胸紐を結んだ白い千早、白衣(びゃくえ)に緋色の伊達襟を差し緋袴、白足袋と草履といった巫女装束を身に纏う。

性格:名目上“神族”としているが仕える神々と同じ種族と名乗るのは烏滸がましいと思っている程の上下関係・主従関係を重んじる糞真面目で融通の利かない性格。与えられた仕事は望まれた以上の成果を成してこそ、と勤勉に且つ熱心に取り組む事を良しとし自己の怠慢は許せない性分が災いし空回る事もしばしば。
沸点が低い直情型という自覚もあるが神の遣いとしての立場を強く意識している時は多少の我慢が出来るかもしれない。

武器:
【雷御魂剣写シ】(いかづちのみたまのつるぎのうつし)
地上へ下りる際餞別として或る雷神から賜った刀剣。雷神が振るう刀の写しの為本物には及ばぬが切れ味等は折り紙付き。鞘から刀を抜けば刀身に青白い雷を纏い刀を振れば雷が刀身から雷が放たれる。又、時間を要するものの刀に祝詞を捧げ局地的に雷雲を呼び雷の雨を落とす事も可能。
迦久埜の魂へ下賜された物なので普段から帯刀する必要は無く神力を練った左手を空に滑らせると具現化する刀。

【清めの鈴】(きよめのすず)
朱色の飾り紐で彩った三番叟鈴。此の鈴の音は神の息吹、一振り鳴らす毎に場を浄化する力を持つ。単に振るだけでもそれなりに使えるが真に使い熟すには其れ相応の手順が必要。祝詞を捧げ鈴を持ち神楽を舞う事で穢れを断ち切り浄化し簡易的な(神聖な場としての)高天原の空気を再現出来る。

【破魔の弓矢】(はまのゆみや)
清めの鈴が守護や事後処理等で使うものならば破魔の弓矢は文字通り能動的に魔なる者や邪なモノを破る為の弓矢。矢に込めた迦久埜の神力が上回る事が前提だが結界に打ち込めば結界を破り、呪術の媒体に打ち込めば術を破壊する事も可能。弓も矢も迦久埜の神力を具現化した物で込める神力の量に比例して威力も増す。又、使い手が何が如何偽りだと見破っている場合に限り鏃はまやかしの殻を打ち砕き真実を露呈させる為の刃としても機能する。

属性:天、地
能力:
【語り手】
太古の昔、青憐の地が神々よりヒトの手に渡りヒトが治める国となった事により神々が人々に忘却されてしまわぬよう語り紡ぐ役割を担う為に与えられた能力。青憐の地を神々が治めていた頃よりも以前から現在迄の見聞きした記憶を忘れる事も許されず抱き続けている。
又、嘘偽りを語る事を阻止すべく嘘偽りを受け入れられぬ体質でありまやかしを前にすると視界が歪むような言い知れぬ不快感、吐き気をもよおしたりと自身の弱点にもなり得る一面や自身も嘘を吐く事が出来ぬ制約があったりする為に精神力を強く鍛える必要が有る。嘘が吐けないなら黙っていれば良いじゃない!と表情筋を鍛える方向に迦久埜は走った。

弱点:
“語り手”の能力の制約として嘘が吐けない。只、真実を語らない事の選択は出来る為に誤魔化す事自体は出来る筈なのだが真正面過ぎる性格故か誤魔化したり煙に巻いたりというのは苦手分野。永い時を経て多少はましになってはいる模様。
又、神の端くれとして場を清める能力があるものの、あまりにも不浄な場は長く居るとそれだけで体力精神力共に消費してしまう。
悠久の時を生きる神族と言えど根底は鹿の獣人なので骨が有り五臓六腑が有り血が流れている為に深い傷を負えば死んでしまう。

所属:青の国
職業:神の遣い
二つ名・異名:神鹿
恋愛:可
裏行為:可

備考:樹海を抜け高い山の更に上に在る天上、神々が住まう高天原から“神使”として遣わされた鹿。年に数回執り行われる奉納の儀が終わった後の神々の返事を持たされ地上へ下りる伝令の役割を普段から行っている。
然し此処暫く定期的にあった筈の奉納の儀も青の帝からの便りも無くなり不審に思った青憐の天を統べ照らす大御神、太陽神たる高天原の主より青憐の状況の調査及びもし“青の帝”が居なくなってしまっているのならば真に青の帝の座に相応しい者が現れる迄青憐を治め民を導けと命を受け地上へ降り立った。

PC挨拶:
私が青憐を調査…ですか?不満等御座いません…!只、大御神ですら“視”えぬ今の青憐に私が役立つか…。ですから不満でも命に反するつもりもありません!
(結界が施された樹海を抜けた先に高く聳える青憐一の標高を誇る御山に在る人々とは違う神の血が流れる種族が住まう高天原。古くは神も人も同じ場所で生活を共にしていたがそれはもう遠い過去の事。青憐は人々の手によって治めるべきとの考えの元、隠居するかのように結界に阻まれ余程の幸運の持ち主か招かれた者等のみに開かれる樹海の先へ移住した神族に自分はずっと仕えてきた。そして今日も我が主たる大御神の元へ。御簾で薄らと隔たれた一段高い場所に座する大御神へ恭しく手を着き頭を垂れ挨拶の後に呼ばれた理由を訊ねると青憐<地上>に異変が起きている様子だがそれが何かわからないと言う大御神。天を統べる太陽神がわからないと申す事の重大さに気付かぬ程疎くも無くざわ、と肌が粟立つ焦燥感と緊張が一気に身を駆け抜け唇を真一文字に結び神妙な面持ちで力不足だろう自分の考えを素直に吐露し。其れを聞いて愉し気に揶揄を混じえて選択を迫る大御神に勢い良く顔を上げかっと赤く染まった余裕のない顔貌で不義理を抱く心は無い事を訴え大真面目に弁解し二枚も三枚も上手な大御神に一通り揶揄われ遊ばれた後動揺を誤魔化すように咳払いした後再び床へ平伏し頭を垂れ大御神の命を賜り。)
───…んんっ、………御随意に。乱れつつある青憐を正しい方向へと導く御役目、此の天乃迦久埜が然と承りました。


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