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登録名簿
リィンネル・トライオード/聖騎士 中隊長『センチュリオン』
HN:ぷにこ

名前:リィンネル・トライオード
性別:女
年齢:不明(外見十代後半〜二十歳程度)
種族:混血種
身長:160cm
体重:52kg

容姿:職務に支障をきたさない程度の基礎体力を保持するだけの筋肉量を持ちながら女性らしい肉感的寄りな体型と日焼けしにくい白肌を持ち、薄化粧を乗せた顔立ちは大きめの双眸の虹彩が深緑で垂れ気味ながらも常に表情を引き締めている為かキリと見開かれ眉は吊り上がっている場合が多く、けして緩い印象を与えない黙っていれば洗練された雰囲気を纏う。が、気を抜くと眠たそうだとか緩そうな柔らかいものに変わってしまうのだとか。癖とうねりが強く毛量多めなせいで広がり気味な髪は背まで伸ばされた黒で前髪は瞼上までの長さであり、ハーフアップツインテールにしている事が多い。
服装は有事であれば階級相応程度ながら軽量仕様の白銀の騎士鎧姿、それ以外であれば略式正装。オフ時は焦げ茶のローヒール編み上げロングブーツに白地のフリルブラウスにタイトから裾にかけフレアーになる淡いアースカラー系のハイウエストマキシ丈スカート、上着にケープを羽織る程度といった装いが多い。装飾品は好まないが中央に深緑の宝石が嵌る白銀のクロスイヤリングを唯一両耳に付けており、オンオフ問わずで外出時は白手袋を嵌めている事が殆ど。

性格:負けん気が殊強く逆境に対して遺憾無く発揮される不屈の精神強度を持ち、清廉さを体現したような潔癖傾向と品性を素で備える純正培養型の高潔お嬢。騎士としては礼節に重きを置き生真面目かつ実直。見目の容色の若々しさとは異なり経験から来る冷静さや柔軟さも持ち合わせ家柄に準ずる話術や国を渡った先で師から教わった処世術こそ兼ね備えてはいるが、如何せん真面目が過ぎる為に対する者によってはそれ等が発揮されない事も。口調は職務中であれば敬語丁寧語であり、それ以外はお嬢様口調が目立つ。職務外であれば身内や気を許した者に対しては穏やかな側面を見せる事が多いのだとか。

武器:『音叉杖クレド』
形状変化で槍の機能も備える身の丈程の杖型媒体。白金の色味を持ち控えめながら品のある意匠が随所に凝らされ、先端が二股に分かれた音叉形状のそれは空気振動、音波を自在に発し操る逸品。発動方位は円と扇の2形状だが後述能力の応用で“線”までを成す。範囲は使用者の内包エネルギー次第だがリィンネルの場合は杖先端の音叉の極小範囲〜数十mまでに及ぶ極大範囲まで。出せる周波数及び音圧の幅は広く、出力の加減で三半規管等を始めとした中枢神経を狂わせる程度の状態異常を齎す厭らしい運用法〜凶悪な衝撃波ともなる瞬間範囲火力を誇る力技や防御、槍の形状時のみ空気摩擦を最大限利用する事で先端へ継続的に振動範囲を留め軽い力でも貫通力と切断性を高めた摩擦熱を伴う一撃を加える等挙げれば他にもあり、幅広い運用が可能。平時は片手で取り回し可能なサイズに変化しており、後ろ腰位置に専用ホルダーを用いて携帯している。

『識別付与の守護石』
音叉杖から発せられる術全般に対し任意で発動。術そのものに補助付与が行われる魔導具であり耳に取り付けられているクロスイヤリングがそれにあたる。

属性:音、聖、術

能力:
【基礎技能】
剣術から始まり武器を使用する戦闘術や体術等騎士として備えるべきものは階級相応に高い練度で修めている他、治癒、封印や浄化といった聖職者顔負けの術師としての適性と知識・技量を備えるオールラウンダーであり、血筋から受け継ぐ素養こそあれ全ては己を取り巻く人物らとの縁や物事に対し何処までも直向きに取り組んだ事による努力の賜物。『音叉杖クレド』を用いる攻防一体の武は達人の域へ到達している。

【規律の福音―ロゥカンパネラ―】
音叉杖から円状又は扇状に発せられ伝達される音波に乗せ味方と認識する者を対象とした一斉治癒・付与効果を齎す中規模範囲術。

【浄罪の大鐘―セイグリッドカンパーナ―】
音叉杖から円状又は扇状に発せられ伝達される音波に乗せ対象問わず浄化・破魔効果を齎す瞬間/継続型の大規模範囲神聖術。性質と効果範囲から土地の浄化にも運用可能であるが消費エネルギー量が飛び抜けて激しく後の行動に支障をきたす場合も多い。

【破壊の音波―サウンドウェーブ"デストリュクシオン"―】
音叉杖から発せられる音波に更に識別付与ではなく指向性を持たせ精度の高い“一点集中型の破壊”を齎す。これに破魔の効果を複合する応用も可能としており、現身や幽体問わずの魔性への特効性を持たせる等を為し狙撃手の役割を担う場合や対市街地戦想定、遠距離対応の攻に振り切れた方術。


弱点:攻撃の際扱う術は特殊な空気振動の特性を持ったものが多く厄介ではあるが、この性質を理解していれば対抗策はある他、腕力の程度は女性の域を出ない。

また、使用武器及び術により間合いの対応幅は広いも本人の機動力は人間と同等クラスであり体力そのものも軍人基準での平均値。本来は術者タイプである事が窺える。

所属:銀の国
職業:聖騎士 中隊長『センチュリオン』
二つ名・異名:薙音(ていおん)
恋愛:NL
裏行為:状況及び展開の次第で可

備考:銀の聖騎士団、中隊を受け持ち纏め上げる隊長格として名を連ねるセンチュリオンの一人。

十数年ほど前に実父との衝突が切っ掛けで銀の国へ渡り、その先で行き倒れた所を老騎士に拾われ暫く保護されたのが転機で聖騎士の道を目指す目標を定め師事を仰いだ経緯を持ち、銀の国で生活する上での教養から始まり様々な事を教わり叩き込まれてもおり血縁関係こそ無いが実の祖父のように敬愛し尊敬すべき師として絶対的な信頼を置いている。

生家はガルティオの騎士家系。現在は騎士学校の教職員を勤めている者が大半を占めるが、元は四征軍のトーデスシュトラーフェへ家系の男児が多く所属していたような名門の出であり、家そのものがバルバス・オルランドと縁を持つ歴史ある一族の令嬢にして現役で中枢に関わる親衛隊所属者を叔父に持っていたり等、背後関係から成る肩書きが重いものの、そもそも出身国やその家柄はその線から手を出すにも聡い者ならば利は無いと思い至れる程度に格式高く、また銀の国へ渡ってから後見人としてその身柄を保証している者すら同格かつ古くから国へ仕える老騎士。本人の行動や働きもまた純粋な帰属を示し叩いても埃は出ないという根から清廉潔白のそれであり普段もそれらを隠しはしないが鼻にかける事は無い為に下手につつけば単なる藪蛇な上に「それが如何しましたの?」と鼻で笑われ一蹴される。この特大カウンターの餌食となった者を聖騎士団へ入隊当初は数多生み出し一部の者達と折り合いが悪かった時期もあるが、勤続年数を重ねる事で媚びる事無くその勤務態度や為人を示し時間をかけて実績と信頼を得ていった。その為下位騎士時代が長く、周囲との折り合いがついた頃中位を飛ばして上位騎士へ、数年前にセンチュリオンへと昇格した比較的統率経験の浅い隊長ではあるものの、下地から既に仕上がっていた経験値を遺憾無く発揮し、現在では「リィンネル隊の規律は殊厳しい」というのは聖騎士団内では有名な話で一個中隊としては“高慢な者は鼻っ柱をへし折られる”事実が紆余曲折した結果ながら統率の取れた意識と敷居の高い隊としての立ち位置を確立している。

それ故に時折散見される国柄故の軽率かつ高圧的な対応への目線は厳しく、『国民で信者であると同時に国を守護する表の看板を背負う騎士としての品位を備え保つべきである。』という自身が受け持つ隊に於いては正しく浸透している柔軟な対応も隊毎に特色がある為手当たり次第に口は出せず目下の悩みの種の一つであり、内容や規模によっては静かに青筋を立てている場面があるとか無いとか。

他国の出身者ではあるが、保護された先で教わり養った意識かられっきとした信徒でもある。信仰の種は献心と尊敬。されど信ずる心、真を伴わぬならば仰ぐべからず。盲目的ではなく理をもって解す事で実を伴う信仰心とするその意識には分別があり差別意識は低いが、偽りを嫌う傾向があり装う者は事情に依っては話が別。それを悟らせる事態は地雷に相当し静かに軽蔑の念を抱く場合が殆ど。

PC挨拶:…ええ、わたくしはリィンネル隊長で間違い御座いませんが……何方です?此処は我が隊の管轄区域ですがお前のような者は存在致しませんけれど。それに直属では無いとは云えど上司に対し勤務中に名を呼ぶとは何事です…どこの隊の者か身元を明かしなさい。“我が隊への異動”を願い無礼なお前に先ず騎士としての礼節と市街地に於いて我々が民間の方々へ取るべき対応というものを徹底的に教えて差し上げましょう――――。(聖都のとある街路。白昼堂々道で己が隊が受け持つ管轄区域にて騎士と民間人が盛大にしょうもない問答を繰り広げているとの報を受け近場に居た数名の上級騎士を伴いその場へ向かえば野次馬までが周囲を囲む大騒動となっており最早内心では面食らうしかないのだが、それを面に出すには到らず喧騒囲む人集りが己らの存在に気付き道を開けるその行動が為されるまで脇目も振らず一点を見据えしゃんと背筋を伸ばし制止するその佇まいはうら若き容色の見目にそぐわず厳格な圧を纏う。道が開く事で視認が叶った渦中の集団らの間へ割って入る行動のみで黙らせるなり向き合う方向は聖騎士のほう。その者の顔を注視してる最中対峙する聖騎士が驚愕した色を表情へ宿したままぽつりと己の名を唇より零した瞬間、すと鋭く双眸を細め口を開くと淡々とした矢継ぎ早の辛辣な言葉の数々とトドメの一撃に表情を蒼く変えたその者は別隊の下位騎士であり、たしか良いとこの坊であったがそんな背景事情等己には関係無いとばかりに半歩足を前へ詰め寄ろうとする動作を示して見せれば謝罪はされるも名を告げず退散していくその様を追う事無く何処か呆れたような色を眼底に宿しながら見送る横で伴った上位騎士に苦笑い気味に苦言を呈され溜め息交じりにそれへ切り替えした後指示を飛ばし周囲の人集りを解散させるべく声をあげて。)脅し過ぎ?ご冗談を…半分以上は本気です。それよりもそちらの方々の事情を確りと尋ねてあげて下さい。皆様、警邏が行き届かずお騒がせして申し訳御座いません。この様な事が無いよう以降も努めますので各々お戻りください――…



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