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友達以上恋人未満な恋人。(切千/二村様へ)



「千石さんって、跡部さんたちとホント仲良いっすよね」

「君だって鳳くんたちと仲良いじゃない」

「いや、なんか種類が違うんすよ」


千石さんとデートでファミレスきて、注文したスパゲッティが早く来ないかと、待っているときのこと。今まで思ってたことを口に出してみた。
そしたら、自分的には予想外の返事が帰ってきて、内心すこーし驚いた。


「てかまだかよ注文」

「今ちょうど昼なんだからしょうがないよ」

千石さんはそう言うと、携帯を開いて、「ちょっと見てほしいのがあんのよ」と、カタカタと携帯を弄りはじめた。そして、千石さんは「これこれ」と言いながら、携帯の画面を俺に突き付ける。
写っているのは、決めポーズをした千石さんと跡部さんだった。『ATOXILE アトザエル』という文字が書かれているあたり、プリクラの写真であろう。


「何すか?あとざえるって」

「おっしーと、跡部くんと、向日くんとカラオケ行ったときに、跡部くんとEXILEを歌ったんだ。それでね」

「あぁ、跡部+EXILE」

「ピンポーン正解」


千石さんは人差し指を一本たてながら言う。俺は内心すこーし嫉妬しながらも、先程「君だって仲良いじゃない」と言われたのを気にして、口には出さない。

千石さんがこういう言い回し方するってことは、きっと、知らず知らずのうちにあいつらと仲良くしすぎて、千石さんが嫉妬したってことだから。


「そういや聞きました?越前の奴、恋人出来たらしいっすよ」

「え、マジ?うわー、やるなぁ」


俺はそっと話をそらすと、手元にあった水を手に取り、一口飲んだ。すると、千石さんに顔がにやけてると指摘され、更ににやけてしまった。




二村様相互リクエスト品。
+だか×だか分からないけど取り敢えず仲良いい切千。ってことでかかせていただきました。
書きなおし受け付けるんで、気に入りませんでしたら言ってください(><)
相互ありがとうございました!



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