SONG 初恋 最初は友達になりたいって思っていたの 体育館の隅っこでピン留めをしたあなたを見た 会えば会うほどに目が離せなくなって はじめて空をあおいだ 一番に見つけられるようになった 大好きなあなたが歩いた道を気付かれないようになぞった 今も覚えてる 渡り廊下ですれ違う目にいつも胸が痛くなってた あなたにもらったキャンディーを宝箱にしまった ベランダの隅っこでよく聴くバラードに涙した 過去に戻れたら恋なんかしない こんなにも苦しいものなら。 音楽室であの子の薬指に光る指輪が欲しかった あたしが一番。 あなたがいればあたしの世界は廻るの それさえも電話越しに届かない 夜に怯えてた 雪の歌を聴きながら あなたを想い胸に手をあてた 春の歌を作りながら あなたを想い花びらを噛んだ 夏の歌を歌いながら あなたを想い日差しを仰いだ 秋の別れを見ながら あなたを想い歌をつくった アイスクリームのように溶けてく あの子との後ろ姿を ただジッと眺めてた 応援してたから何も言えなくなってしまったんだ いつだって祈ってた あなただけの天使になれること 掻き乱して焼けつくような気持ちをどうもありがとう あたしの初恋でした。 [*前へ][次へ#] |