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鬼夜 菜月

「好きな人が傍にいてくれる。それがとても、幸せなことなのだと思います」

 
【鬼夜 菜月】
(おにや なつき)
 
□種族:人間
□性別:男
□年齢:20歳
□髪:
□瞳: 焦げ茶
□一人称:俺
□呼び名:菜月、ダーリン
□装身具:なし
(尚、片方を風花に貰ったためAtc.10以降、右耳にダイヤのピアスを身に付けている)
□武器:なし

□その他:常にカッターシャツにジーパン姿。
 
 × × ×

▼第一幕

“何でも屋”を経営している店員。本編の主人公のひとり。
社交的で誰に対しても愛想良く、基本物腰が柔らかいものの、他人と一線を引くことが多い。

頭を使うことが非常に得意。体を使うことが大の苦手。
学校にはあまり通っていなかった上に、中卒止まり。
童顔なせいか年齢相応に見られず、大抵中学生と間違えられる。そのことを気にしながらも顔は嫌いじゃないらしい。

語頭にドが付くほど恐がり。お化けは勿論、そういうものが出そうな場所に足を運ぶと半狂乱する。寧ろ泣きじゃくる。
その一方で、動物や植物好きと心優しい一面を持つ(が、好き過ぎてちょっと暴走することも)

風花とは三年の付き合いで現在恋人関係、悪魔の我が儘や思い付きに結構苦労しているらしい。
また恋愛にはかなり疎い(風花曰く“鈍ちゃん”で、無自覚に人を口説く天然タラシ)。 
殆ど口には出さないが、風花を誰よりも大事に想い、悪魔に好意を寄せている。

かなりのおじいちゃんっ子で、亡き祖父の思い出を大切にしている。
祖父以外の家族事情は一切の謎に包まれていたが――……。


その正体は聖界人。
四天守護家鬼夜族の聖界人で、天使から生まれた人間「異例子」と疎まれていた。
父は物心つく前に出ていっており、母と十年上の兄姉と共に暮らしていたが、特質した出生のせいで家族から恨まれる存在となっていた。度々母から暴力を振られていたり、存在を無いものとして扱われ、虐待に近い生活を送っていた。
七つの時、聖の罰のひとつ「聖の裁き」を受け、天使に生まれ変わろうとしたが、聖の罰を無効化したことにより、母親に捨てられ、以降を祖父に引き取られて生活している。

家族に並々ならぬ憎しみを抱いており、胸の内を聞いた風花ですら「あいつの傷は簡単に癒せないよ」と語っている。


▼第二幕

聖界に戻って以降、聖界人の端くれ。
そして罪びととして聖保安部隊に見張られて生活している。
戻ってきた当初はやさぐれており、兄姉との同居生活も拒み、人間界に置いてきた者達を想って「自分なんてどうでもいい」と思いながら暮らしていた。が、影の中に引っ付いてきたカゲっぴによって、多少荒れた心を落ち着かせることができている。

博学の天使のこと実父の鬼夜灯月により、異例子の正体が「新種族」だと明かされている。
薬を投与された影響なのか、ルーン文字の書き換えが行えるようになっており、どのような「魔法陣」もルーン文字の書き換えができる。
ゆえに専用の手枷を嵌められ、ルーン文字の書き換えが行えないように制御されている。
可能な書き換え数は200回以上。西区研究所の所長蓬生はこれを「進化」と呼んでいる。

副作用として人間界にいた頃よりも病弱体質になっている。
ちょっとしたことで熱が出たり、眩暈を起こしてベッドに寝込むことが多く、時に起き上がることが難しくなることも。
その度に兄姉を心配させているので、どうにか体質改善をしたいと思っているが、現状どうしようもない。


博学の天使の襲来で、幾度も兄姉が菜月を守ろうと躍起になった姿勢を目にし、
その想いを聞いたことでようやっと二人の愛を受け入れることが叶った。
それ以降は聖界人に対しても、聖保安部隊に対しても、持ち前の性格を見せており、態度もずいぶん軟化している。

現在『ルーセントの呪病』を患っており、自力で体温を上げることが難しく、兄姉や聖保安部隊の協力の下、治療にあたっている。

聖保安部隊の晴天望に恋心を抱かれているが、鈍感ゆえに気づいていない。
また聖界人の男に好まれている顔をしているので、異例子でありながら口説かれることも多い。
兄の螺月はそれを見る度に「俺がしっかりしねぇと」と唸っている。



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