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−−龍牙サイド。

ソファーでイチャついてた流れで、そのままベッドになだれ込んだオレ達。

中学2年の夏に初めて結ばれて以来、週に2〜3はしているのだが…、

葵は未だに、セックスに慣れきっていないようだ。

今回も途中で理性をトばしていた。

まぁ、オレを必死に求めてくれる姿は物凄く可愛かったんだがな!

2回目が終わった所で意識までトばしてしまった葵、

しかしオレはその後止める事も出来ずにそのまま抜かずの3回目に突入してしまった。

あんなに可愛らしく『いっぱい、愛してv』なんて言われてしまえば、

付き合いだしてから1年半も手を出さずに耐えたオレだって理性をトばすってものだ。


今日もオレは、葵への溢れ余る愛を全身で伝え、

気絶しそのまま眠ってしまった葵の身体を綺麗にする為に風呂場まで抱え運ぶ。

華奢な葵の細い腰なんて、オレが全力で抱きしめたら折れてしまいそうな程だ。

だから出来るだけ丁寧に、負担にならないように、優しく包み込んで運ぶ。

温かいお湯を掛けてやり、全身を綺麗に洗う。

後ろから流れ出るオレの精液も指で掻き出してやる。

オレに全てを任せて安心しきって眠る葵に、いつも狂喜する。

この愛しい存在がいなかったら、オレは一体どうなっていたんだろうな…と考え、

恐怖を覚える。

仮定の話だとしても、そんな事は考えたくもない。

滑らかな葵の頬を撫で、恐ろしい考えを頭から追いやる。

仮定の話はどうでもいい。

それよりもこの愛しい存在を失わないで済むよう、オレは持てる力の全てを用い、

葵を守り、そして葵をオレに閉じ込めよう。

誰もオレから、葵を奪っていかないように。

葵がオレの狂愛に気付き怖れても、逃げ出せないように……。

葵を失ったらおそらく、いや、絶対に、……オレは狂ってしまうだろうから。






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あきゅろす。
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