・・・ −−寮1階 昼ご飯、すっごく美味しかったーv ドリアのね、シーフードがね、いーっぱいトッピングされてて、 エビとかイカとかぷりっぷりなんだぁ。 それとオムライスも、卵がふわんふわんで口の中で蕩けちゃうんだよ〜。 ドリアとオムライスをりゅーがちゃんと食べさせ合いっこしながら、完食! 『あーん』ってしてもらうと、美味しい料理がより一層美味しく感じられるから、ボク好きなんだよね。 だから、ボクもりゅーがちゃんに『あーん』の美味のお裾分けーv 途中でほっぺに付いたご飯粒をりゅーがちゃんが取ってくれた、んだけど。 舐めるのくすぐったいっていつも言ってるのに、 りゅーがちゃんいつまでたっても、わかってくれないんだよね〜。 『こうやって取った方がいいんだよ。』って、いつもそんな感じで。 まぁ、りゅーがちゃんがそう言うなら、くすぐったいのも我慢するかなぁ…。 食後、ボク達は自分達の部屋に向かう事に。 実家から送った荷物とか、片付けなくちゃいけないからね〜。 新入生達は皆、一階ロビーで自分の送った荷物を受け取って、部屋まで運んでるみたいだ。 沢山荷物送った人なんて、ロビーと部屋とを何往復もしなきゃいけないのかぁ、大変そう。 ボクも荷物を受け取りに行こうとした時、りゅーがちゃんが繋いでいる手を優しく引き止めた。 「…りゅーがちゃん?」 「大丈夫だよ。オレ達の荷物は、親切な人が替わりに運んでくれたんだ。」 「へぇぇ〜。優しい人がいるんだね〜!」 感謝感謝〜v ボク達の部屋は8001号室、つまり8階ってワケだね。 この逢坂寮(逢坂学園と同じ名前だねー。命名した人、手抜き?)は、 全9階の巨大な建物で、エレベーター・エスカレーター・階段・非常階段、 と昇り降りするのも何か豪華ー。 エレベーターホールは、荷物を担いだ新入生で溢れかえってるから、 ボク達はエスカレーターの方を使う事にしたんだ。 [進む#] [戻る] |