・・・ 相談、をする暇もなく、ボクとりゅーがちゃんは同室って事に決まった……! 何やらどうやら、出席番号8番君と9番君のこの2人、2人で同じ部屋を使いたいらしくて、 ボク達が相談しに行く前に、部屋を変わってー!って逆にお願いされちゃった〜。 勿論、二つ返事でオーケーしたともさぁ! ボク達にとって、すっごく有難いお願いだったしね♪ その後、りゅーがちゃんと8番君・9番君と一緒に寮長さんの所に行って、 部屋割りの変更を伝えて、ついでに学生証の鍵登録もしてもらった。 PCに繋がれた機械に学生証をスリットして、部屋番号を打ち込んだ後にもっかいスリット。 これでちゃんと、ボク達の部屋の鍵が開くんだってー、不思議だねー。 んで、その後は、そのまま食堂でお昼ご飯を食べる事に〜! 気付いた時には8番君・9番君はもう近くにいなかったから、 りゅーがちゃんと2人でご飯・ご飯v 校舎1階にも大きい食堂があるらしいのに、 1つの学園に食堂が2つもあるなんて豪華だよねぇ。 ボク達以外の新入生達も皆、鍵登録後はそのままご飯〜の流れらしく、 上級生もぽつぽつやってきて、賑やかなその中でボクはメニューを広げて眺めている。 今日は、シーフードドリアって気分なんだけど、こっちのオムライスも食べてみたいなぁ〜。 「何と何で悩んでるんだ?」 「…シーフードドリアとオムライス〜。」 メニューをガン見してたら、りゅーがちゃんに悩んでるのが筒抜けでしたー、てへ。 「それじゃあ、オレがオムライスを頼むから、半分ずつ食べようか。」 「…っ!! さんせーい! りゅーがちゃん、ありがとーv だーい好きーv」 「…っ、いやいや。 それじゃあ、注文するな。」 「うん!」 優しい優しいりゅーがちゃんは、ボクの分も一緒に注文してくれたんだけど、 この学園の食堂って、ちょっと変わってるんだよね〜。 基本的にはセルフサービスらしいんだけど。 1つのテーブルに1個ずつ付いてる、専用の小型機械で注文するの。 まず学生証をスリットして欲しい料理をクリック。 確認ボタンを押したら、機械から数字が印刷された紙が出てくるんだ。 その数字が、食堂中央の巨大な電光掲示板に表示されたら料理が完成したって事。 そしたら料理を受け取りにカウンターまで行って、数字が書かれた紙と料理を交換こ。 って流れ、らしい。 いつの間にやら完璧に把握しちゃってたりゅーがちゃんを見てたら、大体そんな感じでしたー。 [*戻る][進む#] [戻る] |