Under
7
「…っ、ひぁ…!」
グチュ、と凛の中をかき混ぜるように動く。
赤く色付いた美味そうな胸の飾りをしゃぶりながら、凛のイイところを意識して突けば、よりいっそう甘い声があがった。
「…黒、さんっ」
対面座位で向き合った凛は、オレの首に腕を絡め、しがみ付く。
「…ん?」
ホロリ、とこぼれ落ちた涙をチュ、とキスで拭う。
そのまま耳にキスを落とし、舌を耳の穴に滑り込ませると、凛は甘く啼いた。
「…、ん…ぁ、」
「おっと、」
クタリ、と力を無くした体を咄嗟に抱き留めた。
…既に抜かずの三回目。
体力の無い凛には辛いだろう。
そのままゆっくりと、蒲団へと凛を押し倒し、正常位で動き始めた。
「ひぁ、んっ…!!」
焦らしながら、ゆっくりと凛の顔が快楽に溺れていく様を見るのは、凄ぇ好きだが、これ以上は可哀想だ、と終わらせるべく追い立てる。
「やぁっ、んっ…くろ、さ」
涙をこぼしながら、必死でオレを呼ぶ凛に、さっきまでの冷静な判断さえ、だんだん奪われていく。
「っ、は…!」
ガツンガツンと激しい律動を繰り返しながら、オレは快楽と凛に溺れた。
「いっちゃ、…あ、あっ!!」
「りぃ…っ、オレも、だっ…!」
ギュ、と凛がイくのに合わせ、強く締め付けられたオレは、凛の中に欲望を吐き出した。
「…っ、」
力無く、パタリと落ちる凛の手を掴み、荒く息を繰り返す唇にチュ、チュ、と口付けを繰り返す。
涙をたたえた黒い瞳が、オレをうつし、とても…とても幸せそうに笑むから
オレはガラにも無く、幸せってものに、胸を締め付けられる感覚を持て余すんだ。
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