Under
7
ゴクリ、と音をたてて、黒さんは、オレの放ったものを嚥下した。
オレは目を見開いて、黒さんの男らしい喉仏が上下するのを見ていた。
「…なっ、にして……。」
「ん?…ああ、大丈夫。ちゃんとローションあっから。」
オレの精液をいつも、確かに潤滑液がわりにするんだが…違う!!
そんな事を心配したんじゃないんだー!!
引き出しから取り出したローションを、手の上に出している黒さんをじっと見つめながら、オレが口をパクパクさせていると、黒さんは苦笑して、オレの頬を撫でた。
「んぅ…」
そのまま、深い口付けをくれる。
絡められた舌から、苦い味がして、オレは更に顔を赤くする。
…自分の味なんて知りたくなかった!!
「…そう、一々可愛い反応するな。…虐めたくなんだろ。」
「ふぁっ…」
するりと、オレの後ろに、指が忍び込んできた。
ローションを塗りこむように、黒さんの長い指が、狭いそこを広げる。
昨日さんざん可愛いがられたお陰で、そこは、いつもよりスムーズに、二本に増やされた指を飲み込む。
でもやっぱり、その異物感は拭えなくて、オレは息を詰めた。
「んっ…」
グチュ…クチャ。
聴覚からも侵されて、オレは羞恥に目をぎゅうっと瞑った。
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