[携帯モード] [URL送信]

Under
7


ゴクリ、と音をたてて、黒さんは、オレの放ったものを嚥下した。

オレは目を見開いて、黒さんの男らしい喉仏が上下するのを見ていた。


「…なっ、にして……。」

「ん?…ああ、大丈夫。ちゃんとローションあっから。」

オレの精液をいつも、確かに潤滑液がわりにするんだが…違う!!
そんな事を心配したんじゃないんだー!!

引き出しから取り出したローションを、手の上に出している黒さんをじっと見つめながら、オレが口をパクパクさせていると、黒さんは苦笑して、オレの頬を撫でた。

「んぅ…」

そのまま、深い口付けをくれる。

絡められた舌から、苦い味がして、オレは更に顔を赤くする。
…自分の味なんて知りたくなかった!!

「…そう、一々可愛い反応するな。…虐めたくなんだろ。」

「ふぁっ…」

するりと、オレの後ろに、指が忍び込んできた。

ローションを塗りこむように、黒さんの長い指が、狭いそこを広げる。

昨日さんざん可愛いがられたお陰で、そこは、いつもよりスムーズに、二本に増やされた指を飲み込む。

でもやっぱり、その異物感は拭えなくて、オレは息を詰めた。

「んっ…」


グチュ…クチャ。


聴覚からも侵されて、オレは羞恥に目をぎゅうっと瞑った。


.

[*前へ][次へ#]
[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
無料HPエムペ!