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ケダモノ彼氏[鴇凛]
注意!!
※パラレルで、桐生先生と凛はお付き合いしてます。
そして初めてではありません。
ついでにセンセが、微鬼畜…っていうかいじめっ子です。
大丈夫な方のみどうぞ!!





「…じゃあ、飲ませて。」

「…………………は?」






「………っは、ぁ」


ピチャッ…クチュ、


放課後の、人気の無い数学準備室内に、卑猥な水音が響く。


オレの前に跪くセンセのクセの強い黒髪に、震える指を絡め、オレは熱い息を吐き出した。


何でこんな事になったんだろう、と


半ば逃避気味に考える。



確か、センセの元に、クラス全員分の提出物を届けに来たのが三十分位前。
渡して、帰ろうと踵を返した途端、後ろから抱き竦められた。


泊まりに来い、と言われ、明日も学校があるから無理だと断ると、ならばここで抱かせろとの無茶振りがきて、ブチキレたのが、十数分前。


センセいわく、『凛ちゃん不足』で死ぬんだと。


確かに、センセん家に泊まりに行ったのって、一ヶ月位前だし、その…そーゆー事も、その時が最後だ。


…そりゃ、センセだってまだまだ若いし…あんまり我慢させるのも申し訳ないとは思うんだけど。


それにしても、ムードってモンがあるじゃん!!
照れと怒りと、受ける側の深刻な問題として、明日休まなくちゃならなくなるから嫌だ、と突っぱねたら……………


センセは、獣が舌なめずりするような獰猛な顔でニヤリと笑い、


『ダメージが残らなきゃいいんだな?……じゃあ、飲ませて?』



気持ち良い事だけ、させてよ。


呆然とするオレに、

そう、言った。





「……考え事なんて、余裕だな。」

「え?…っひぁあ、んっ!!」


ぼんやりと、さっきまでの成り行きを思い出していると、下から不機嫌そうな声がした。


我に返ると同時に、センセはオレのものに、軽く歯をたて、強めに擦り上げた。

強過ぎる快感に、オレは体を震わせる。


「やっ、あ…っ!!」


足がガクガクする。

膝から崩れ落ちそうになるオレを、センセは見上げた。

口端についたオレの先走りを指で拭い、ソレを見せ付けるように舐め取り、意地の悪い笑みを浮かべた。


「…考え事する余裕があるんだろ?ちゃんと立ってろよ。…倒れたら、最後までスルから。」

「そんなのっ…ひゃっ!!」


センセは、オレのものの根元を押さえ、イけないようにしてから、濃厚な愛撫を始めた。


指で、舌で、


オレを陥落させようと、追い詰める。


イきたいのにイけず、オレはいつの間にか涙を零しながら、必死に立っていた。


普段、デロデロに甘いセンセは、エッチの時は少し意地悪で、凄く…いやらしくなる。


だから絶対、許してくれない。
最後までするって言ったら、絶対するから。




…ああ、でも


もう、考えられない。


気持ち良すぎて、
でも決定的なものを与えてもらえず、狂ってしまいそう。


「……セ、ンセェっ……も、ヤ………、」


センセは、哀願するオレを、ギラギラと欲望に濡れた瞳で見上げる。


男らしい喉が、ゴクリと鳴った。


「…イきたい?」


問われて、オレは恥も外聞も無く、必死に頷く。


「……上手におねだりできたら、イかせてやるよ…?」
「!!」


カァッと顔に血が昇る。


恥ずかすぎる言葉に、オレは目を見開いた。


「言わないなら、ずっとこのままだ。」

「っあぁっ、んっ!!」


グチ、と舌を割れ目にねじ込まれ、オレは悲鳴じみた嬌声をあげた。


ふやけるんじゃないかと思う位、センセに貪られたオレのものは、すでに先走りでぐちゃぐちゃ。


このまま、なぶられ続けたら、オレは何を口走るか分からない。


「…………っ、」


羞恥に唇を噛み締め、それでもオレは、覚悟を決めた。


「……………センセ、イかせて…、お願ぃ…。」


小さな声のオレの懇願を聞き、センセはニィ、と瞳を眇た。

凶暴で、凄ぇエロい笑い方に、オレはそれを見ただけで、イきそうになる。


「…いいぜ。イけよ…!」

「ひっあぁぁあっ…!!」


センセはオレのものの根元を拘束していた手を離し、強く吸いあげる。


背を弓なりに反らし、オレはセンセの咥内に白濁を吐き出した。


「…………。」


ゴクリ、とオレの吐き出したものをセンセは、躊躇無く飲み込んだ。


「…ご馳走さん。」


漸く自由にされたオレは、ズルズルと座り込みながら、顔を真っ赤にした。


信じらんない。


色々恥ずかしすぎる…!!


自分の膝に顔を埋め、立ち上がれないオレ。


けれど、センセに手を握られ、思わず顔を上げた。


「……………?」


やけにイイ笑顔のセンセに、オレは本能的に後退る。


「……………な、なに?」

「ん?…さっき、約束しただろ?」


………………怖すぎて聞きたくないんだけど、何を?


オレの思考を読み取ったように、センセは、忘れちゃったか?と首を軽く傾けた。


「…言ったろ。……倒れたら、な…?」


センセの言葉に、ザアッと血の気がひいた。


『ちゃんと立ってろよ。…倒れたら、最後までスルから。』


「だ、だだだって、アレはイくまでって意味じゃ…」

「オレ、そんな事一言も言ってねぇよ?」



…この悪魔が!!


呆然としている間に、じゃ、家行くか、と笑うセンセに担ぎあげられたオレが、どんな目にあったとかは…………言わなくても分かると思う。



てか、言いたくないから察して下さい!!


END

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あきゅろす。
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