Under 4 ※黒さん視点です。 「…なぁ、りぃ。…見せてくれよ。」 「!?」 オレの言葉に、凛は、信じられないと言わんばかりに目を見開いた。 涙をたたえた大きな瞳を向ける凛に、笑い掛けながら、オレは凛の首筋に唇を落とす。 細い首筋を、殊更いやらしく舐めあげた。 「…っ、」 息をつめ、凛は、細い体を震わせた。 「…自分でする所、オレに見せてくれ……りぃ。」 耳元で、繰り返し囁く。 凛が、オレの声に弱い事を承知の上で。 「………。」 トロン、と溶けた瞳が、オレをうつしている事に、オレは自分の欲望が高まるのを感じた。 早く。 早くお前も、理性なんて捨ててしまえ。 快感に溺れる姿を、 ―――オレだけに、見せて。 「…………。」 やがて凛は、おずおずと躊躇いながらも、己の中心に手を伸ばした。 中途半端に放置されていたものを、ゆっくりと掌で握りこむと、既に濡れそぼるソレは、クチュ、といやらしい音をたてた。 「……っ、」 背中を抱くオレに、凛の震えが伝わってくる。 羞恥の為か、快感の為か、 細い体を震わせながらも、凛は従順に、己を慰めてはじめた。 . [*前へ][次へ#] [戻る] |