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Under
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「男のロマンってやつだ。」


黒さんは、ニヤリとタチの悪い笑みを浮かべた。


…確かに自分のシャツを彼女に着せるって、男の夢だよね。
下は何も着けてなくて…のシチュエーションは萌える。


…でも、オレじゃ台無しでしょ!!


「…オレがやって、嬉しいですか?女の子なら分かりますケド。」

「嬉しいよ。…つか、結構キた。」

「ぎゃ!?」

黒さんは、上半身裸で、下はジーンズな格好なのだが、ズボッとオレの足の間に片足を割り込ませてきた。

片手はシャツの中に滑り込ませ、オレの胸の飾りを摘む。

「やっ…、」

震える手で、何とか卵を冷蔵庫に戻す。

冷蔵庫の扉は、器用にも黒さんが肘で閉めた。


さっき噛み付いた場所に、今度はゆっくりと舌を這わされる。

右手は胸の飾りを、円を描くように捏ね回し、左手は足の付け根の際どい場所を撫でた。

「…や、だっ。まだ朝、ですょ…っ。」

途切れ途切れになりながらも、止めようと黒さんの手にしがみ付くが、黒さんは止めてはくれない。

「ひゃっ!?」

足の付け根を彷徨っていた手は、唐突にオレの股間のものを握りこんだ。

指を卑猥に動かされて、頭が真っ白になる。
何も考えられなくなってしまう。


黒さんは、低く擦れた声で、オレの耳元に囁いた。


「…いーから素直に感じてろ。」


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