け [アレ神? アレン+神田?]
「あ、光ってる。」
色の白いモヤシの腕が、太陽の光を反射してきらきらしていた。
いくら肌が白いと言っても、こんな風に光るものなのだろうか。
少し考えて、もしかしたら汗でもかいているのかもしれない、と思う。俺に言わせてみれば気温も湿度も丁度いいが、まあ、モヤシだからな。
モヤシの適応力のなさにため息を吐くと、窓辺にいた俺は気を利かせて窓を開けてやろうと手を伸ばした。
「何が光ってるんです、ていうか何なんですか、その馬鹿にしたようなため息は。」
「あ? 暑いのかと思って気ィ利かせてんだろ、感謝しろ。」
「え‥‥質問の答えになってないんですけど。ていうか、別に暑くなんてないですし。」
適温じゃないですか、と馬鹿にしたようにため息を吐きやがった。
「モヤシのくせに。」
「女の子なくせに。」
「女の子じゃねえよ、それを言うなら女顔だろ。」
「あれ、女顔なんですか? なんだ、自覚してたんですね。」
「違えよ。」
せっかく人が気を遣ってやったのに、やっぱりモヤシは嫌なやつだ。
もう叩き切ってやろうかと六幻に手をかけた時、にゅ、ときらきら光った腕が目の前に伸びてきた。
「でも、少し換気はした方がいいかも知れませんね。」
窓の鍵を開けて上下する腕を見て、光る原因を発見した。
「‥‥もさもさ。」
「は‥‥?」
窓を開け終えたモヤシが疑問符を浮かべたアホ面をこちらに向けたので、原因のもさもさを少し摘んで引っ張ってやった。
「いててててっ、何なんですか!?」
「もさもさ、モヤシのくせに。」
「は!? もさもさってこれの事ですか?」
モヤシはそう言って自分の腕を指差した。
そう、光っていたのは腕ではなく、そこに生えてる腕毛だったのだ。
「ていうか、もさもさって失礼なんじゃないですか? 普通ですよ、これくらい。神田だって生えてるでしょ。」
もさもさを摘んでいた俺の手をモヤシが引っ張った。
「うわ、産毛。」
「うわってなんだよ、産毛で悪いか!」
「神田ってやっぱ女の子なんじゃないですか?」
「んなわけねーだろ。」
にやにや笑いながら、モヤシは続ける。
なんて嫌なやつだ! そんなの個人差だろ。
「こんなんじゃ、僕のこともさもさって言いたくもなりますよね。神田、下も生えてないんじゃないですか。」
「生えてるに決まってんだろ。」
「産毛が?」
「産毛じゃねえよ。」
「あ。そう言えば、腕や脚の毛って男性ホルモンによるものらしいですよ。」
「だから何だ。」
「やっぱり神田って、」
「六幻、」
「え。ちょ、たんま!」
「界蟲一幻!」
+++++++
あとがき。
いいわけ、かもしれない。
えっと、まず、6/25までにSSをUPするって言ったけど、これはそのあげようと思ってたSSではないです。この話はメモにあげようと思って、何となく書き始めたら意外と長くなって‥‥迷った末にSSにあげました。
SSとして、長さは少し足りないかも知れないとは思ったけど、これをメモにあげると、後々困りそうだなぁ、と。これより長くないとSSに載せられなくなっちゃうし、メモもメモのくせにあんまり短いの載せられなくなっちゃうし。
で、内容。
タイトルからして破壊的なセンスですが‥‥何だこれ。
珍しく(?)会話が多いと思ったらそんなレベルじゃないですね。最後全部会話だ‥。終わり方も半端なく投げやりつか丸投げ?
あれ‥‥てゆか私、会話多いのって、珍しく、でいいんだよね。あんま書かない子だったよね?←知るか
まあ、ともかくあれだ!
この話は、昨日バスで男の人の腕を見て「二次元のやつ殆どつるつるだよなww」て思って、何かこう‥‥‥‥‥何書いてんだよ‥‥orz
まあ、とりあえず、外国人なアレンは日本人の神田よりもさもさしてればいいよ。でもアレンは白髪だから腕毛も真っ白でパッと見生えてんの分かんないだろうなって。そんだけ。
でもこれアレ神なのかどうかもあやしいですね、アレンと神田なだけじゃね?
あとがきも支離滅裂だし、なんか、もうすみません!
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