(九万打キリ番リク)すねちゃうもん。
9万打キリ番
雪様よりリクエスト。
こちらの作品は
雪様のみお持ち帰りOKです。
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夜も深まり、あと少しで時計の針が次の日の境界線に入ろうとする時刻。
細身の体に、スーツをそつなく着こなした青年は、無表情にネクタイを緩めながら長い廊下を歩き、その後ろを、青年よりも背の高いリーゼントと言う今時無い髪型の青年が付き従っている。
雲雀と草壁。
長い廊下を歩きながら、雲雀が外したネクタイを受け取る草壁。
「恭さん。お疲れ様です」
「ん…」
返事なのか、ため息なのか分からない程の小さな声を漏らす雲雀。
「名前は?」
雲雀は、後ろを振り返る事無く草壁に問い掛ける。
「恭さんが帰るまで起きていると頑張っていらっしゃいましたが…耐えきれずお休みになっています」
「そう…。後はもういい」
「へい。失礼します」
一礼し、その場から退く草壁。
辿り着いた部屋の襖を静かに開け、広い和室に足を踏み入れ、着流しに着替えると中央に敷かれた布団へと歩み寄る。
布団の中で以前雲雀が名前にと送った大きな黄色い鳥の縫いぐるみにしがみつきながら、寝息を立て眠る名前。
名前の寝顔を覗き込むと、縫いぐるみに無理やり顔を押し付けた為に、ムニっと潰れた頬が少し苦しそうに見える。
「この子(縫いぐるみ)が大き過ぎて、ちゃんと布団掛けれてないし…。顔、押しつぶされて変な顔」
フフ…と笑いながら、そんな名前の顔に掛かる前髪を、雲雀の指がそっと触れ横へと流し、名前の額から手を頬へと移して撫でれば、名前の頬は縫いぐるみに埋もれ少し汗ばんでいる。
雲雀の手がひんやりと気持ち良いのか、寝ながら縫いぐるみにしがみつく腕を緩め、名前は雲雀の手に頬を寄せ穏やかな顔になる。
『う…』
名前は小さく声を漏らしながら、自分に触れる心地よい手の主が誰なのか無意識に分かるのか、縫いぐるみから手を離して寝返りを打つと雲雀の体ににぴとっと体を付ける。
その仕草が愛おしく、雲雀も名前を優しく抱きしめながら髪や頬に数度キスを落とすと、共に眠りへと落ちて行った。
『むぅ〜?』
朝目覚めての名前の第一声の唸り声。不満気な声を漏らしながらきょろきょろと周りを見回す。
目覚めれば、布団に一人。
いや、鳥の縫いぐるみと、その上にヒバードが乗って側にいるのだが…
部屋に雲雀の姿は既に無い。
寝ている時感じたと思った雲雀の温もりは、夢だったのだろうか?
不機嫌に目を擦りながら立ち上がり、布団から出てペタペタと畳の上を歩く。
その後をヒバードが飛びながら、名前の頭にポフリと乗る。
「名前をカタカナで、オハヨ、オハヨ」
『ふぇ〜。ヒバード、おはよぉ。ヒバードぉ…きょうやくんはぁ?』
「ヒバリデカケタ、ヒバリデカケタ」
ヒバードの答えに、唇を尖らせながら拗ねた顔をする名前は、部屋の襖を開けると長い廊下に顔を出して、居ないのは分かっているのに雲雀の姿をキョロキョロと探す。
「おはようございます」
その名前の姿に気が付いた草壁が声を掛ける。
『ふぇ?てつさん、おはよ。あんね、きょうやくんは?』
ヒバードと同じ答えしか返って来ないのに、草壁にも同じ質問をする。
「恭さんなら、先程お出掛けになりました」
『う……』
昨夜、雲雀の帰りを遅くまで待って夜更かしをしてしまい、雲雀が起きて出掛けたのにも気が付かず、ぐっすりと寝込んでしまっていたらしい。
それが自分の所為だと分かってもどうしても納得出来ず、膨れっ面で俯く名前に、草壁は困った顔を向ける。
「恭さんが、名前さんが気持ちよさそうに寝ているので、そのままにと…名前さん?」
もしや泣いているのかと心配そうに様子を窺う草壁に、名前は俯いていた顔を上げれば、潤みがちな瞳ではあるものの泣いてはいなかった。
「朝食を準備します」
不機嫌ながらも朝食と言う言葉に思わず反応し、名前本人ではなくお腹の虫が早く食べたいと「ぐぅ〜っ」と鳴って返事を返す。不機嫌も空腹には勝てないようだ。
「いっぱい食べてください」
『は〜ぁぁい』
美味しそうなご飯を前に、すっかり機嫌を直した名前を見ながら、今夜は早く雲雀が帰って来る事を願う草壁であった。
********
「はひ?夜寝ない方法ですか?」
突然の名前の問いに首を傾げるハル。
『うん。あんね、ねちゃだめなの』
「ん…。それは難しい問題ですね。よい子は、夜はちゃんと寝なきゃですよ」
『ふぇ?よい子ない?』
ハルの言葉に驚いた顔を向ければ、名前以上に慌てるハル。
「あ、えっと…1回位なら平気かも…で」
『あんね、きょうやくんまってんのね、おめめあけなきゃなの』
「雲雀さんですか?」
『うん』
元気に頷き両手を顔に持って行くと、左右それぞれの瞼を持ち上げ、『ずっとこしたらねない?』と、真剣にハルへ問い掛ける。
「ん…。ずっとそうしてると瞬きが出来なくて、目が痛くなっちゃいますね」
『う…』
真剣に悩む名前を前に、ハルも共に名案が無いかと頭を捻る。
「寝ないでいるより、雲雀さんが早く帰って来て貰わないとですね」
『う…きょうやくにあいたい…』
結局ハルからは名案がもらえず、その夜も頑張って起きていようと意気込んでみるものの、やはり睡魔に襲われしまいいつの間にか夢の中。
再び朝目覚めれば、やはり雲雀の姿は無かった。
『ゔーっ』
名前の雲雀に会えないストレスは、呆気なく爆発した。
草壁に対して当たる訳では無いが、大好きなご飯を食べても機嫌は直らず膨れっ面のままもぐもぐと食べる。
雲雀に会えればいいのだが、ここ数日忙しく帰りが遅く、そろそろ片が付く頃とは思われるものの、草壁が雲雀を急かす訳にもいかない。
拗ねる名前に居たたまれず、気分転換をさせようと、公園に遊びに行ってみてはどうかと提案してみると、不機嫌顔のままこくりと頷きヒバードを頭に乗せ、足取り重く出掛ける名前。
少しは気が晴れて、機嫌が直るといいのだがなぁ…。
トボトボと歩く名前。
『ヒバードぉ…きょおね、きょうやくあえるかなぁ…う…っ。あんね、きょうやくのね、おひざのてね、ごほんよんでもらってね…いっしょしてねんねしてね、んでね、んでね』
呟く名前は寂しくなり、瞳から思わず大きな涙が溢れポロリと頬を伝う。涙と共に鼻水までズルズルと出て来てしまい、ズッと勢いよく鼻を啜るとゴシゴシと手で鼻を擦る。
「おっ!!名前ではないか!どうかしたのか?」
聞き覚えのある大きな声に名を呼ばれ振り向くと、同時に大きな手が名前の頭をワシワシと豪快に撫でて来る。
『う?りょーへーおにいちゃん』
激しい撫で方にクラリと来る頭を抑えながら、赤い目で了平を見上げる名前。
「ん〜?なんだ名前。泣いているのか?どうした?」
了平に泣き顔を指摘されれば、ブンブンと首を大きく振って、鼻水をを再び勢いよく啜ると口をへの字にする。
『なくないよ!』
「ん?そうか、泣いていたのは、極限俺の勘違いか。はははは」
どこから見ても泣いていたのは一目瞭然なのだが…了平は、豪快に笑いながらまた名前の頭を撫でる。
「名前。今、ロードワークの途中なのだが、名前も一緒にどうだ?」
『ふえ?りょーへーおにいちゃんと?』
「ああ、きっと楽しいぞ」
そう誘われれば、拗ねた気持ちも少し晴れる。
『うん。いくぅっ』
「よし、では名前は俺の肩に乗れ」
『かた?』
「肩車するのだ。名前の重さ位が鍛えるのに丁度良いからな!」
名前の体をヒョイと持ち上げ、軽々と肩車をする了平。名前は、落ちないようにと慌てて了平の頭にしがみつきながら、見晴らしの良い周りの景色を見回すと、落ち込んだ気分が晴れ、楽しい気分が上昇する。
『すごぉ、たかいねぇ』
頭の上ではしゃぐ名前に、了平は「そうだろう」と頷き、名前の気分が晴れたかと安堵しニカッと笑う。
「よし!名前、極限準備はいいか?」
『うん』
「おっとそうだ、ロードワークが終わったら、俺の家でおやつを食べるか?」
『おやつ?』
「ああ、京子が家にいるからな、名前のために何やら作ってくれるぞ」
『うん』
「極限行くぞー」
『お〜っ』
元気な掛け声で返す名前に、了平は、軽快な足取りで走り出す。
「鳴いた烏がもう笑うというやつだな」
『ん?なに?からす?う??』
「何でもないぞ。まぁ、なんだ名前は極限元気が一番だ」
********
はぁ。
ツナは大袈裟に大きなため息を付きながら、不機嫌顔の雲雀を見つめ頭を抱える。
「何か文句あるの?」
「あります。それも目一杯」
力ない呟きに、雲雀は腕を組みながらフンと鼻を鳴らす。
「俺は、あの組織の調査を頼んだだけで、壊滅まで…お願いしてませんでしたよね?」
数ヶ月前から不審な動きをする組織の存在があり、その動きには匣も関連しているらしいとの事から、雲雀の希望もあり調査と言う任務を任せたのだが…。
「仕掛けて来たのは向こうからだよ。だから咬み殺したまでだけど?」
反省の色もない雲雀に、ああ…やはり俺の人選ミスだったと反省をするしかない。
「後始末する俺の事も、たまには少し位…考えもらえたら嬉しいんですけど?」
雲雀から反省と言う言葉は端から期待していないツナは、ただただぼやきを吐くしかなく、やはりそのボヤきは全くと言っていいほど雲雀には届いていない。
「用件は終わりだよ。僕は、帰るから」
いつまでも付き合っては居られないと言う態度で言い放つ雲雀は、既にドアに向かって歩き始める。
「あ、雲雀さん!待って下さいって、その件の、うわぁ!!」
呼び止めたツナの顔ギリギリの所を何かが掠め、一体何だと背後を振り返り見ればその掠め通過した物体は雲雀のトンファーで、壁を破壊し突き刺さっていた。
「組織は壊滅したんだからもう関係ないでしょ。悪いけど君にあげる時間はもうないから」
「ちょ!危ないじゃないですか!それと壁。ちゃんと雲雀さんの費用で修理して下さいよ」
まったく…と、ブツブツ呟きながら、ヒョイと壁にめり込んだトンファーを引き抜くと雲雀に投げ返す。
「限界だから」
「は?何がです?」
「ここ数日、この件で帰るのが遅くてね」
雲雀が全てを言わずとも、雲雀のイライラの原因が何なのか気付いたツナは、呆れた顔をする。
あー名前ちゃん不足か。
「はいはい、分かりました。もうこの件はまた次回でいいです」
これ以上雲雀を引き止め、部屋を破壊されてはたまらない。
雲雀も、やっと解放されイラつく気分を抑えながら、さっさと部屋を後にした。
パタン。
扉が閉まる音と同時に、ツナのため息が部屋に響く。
「たくなぁ。組織潰したのもただ名前ちゃん不足でイライラしたストレスを解消しただけなんじゃないのか?」
はい。綱吉君正解です。
ツナの屋敷を出た雲雀に、何処からか現れたヒバードが近づき雲雀の頭の上にポフリと乗る。
「ヒバリ、ヒバリ、名前をカタカナで リョウヘイ」
「了平?…笹川了平?」
ヒバードの声に耳を傾け、行き先を自分の屋敷から反対の方角変え再び歩き出す。
*******
「名前ちゃん。ワッフル好きかな?」
ニコニコと笑いながら焼き立てのワッフルの上にバニラアイスと生クリームを乗せ、更にその上にチョコレートソースを掛けたワッフルの皿を、京子は名前の前へと置く。
『ほ、ほえぇ〜っ。わふるぅ?これぇ?すごぉ〜ねぇ』
美味しそうなワッフルに瞳をキラキラとさせ感動する名前。
「どうだ名前。京子の料理は最高だろ!」
「お兄ちゃん。それ言い過ぎだよ」
「何を言うか、本当の事だ」
妹自慢に満足げに笑う了平の横で、『おいひいねぇ』と喜んで頷きつつ、目一杯大きな口を開けワッフルを頬張り幸せに浸る名前。
その姿に、京子も了平も楽しげに微笑んでいる。
ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポン……。
そんな長閑な空間を、無粋な呼び鈴が超連打で鳴り響く。
「ん?誰だ?こんな無礼な呼び鈴を押す輩は!京子、ちょっと見て来るぞ」
「あ、うん。一体誰だろう…お兄ちゃん気を付けてね」
了平が様子を見に部屋から出て直ぐ、玄関から了平の声が聞こえて来る。
「なんだ雲雀ではないか!どうした?っ!おい!まだ上がって良いとも言っていないぞ!おい、こら人の家に勝手にだなぁ、おい雲雀!人の話を聞かんかぁぁ!!極限プンスカだぞ」
了平の騒ぎに混ざり、ツカツカと廊下を歩く足音が名前の居る部屋へと近づいてくるのが聞こえる。
『ふぇ?きょうやくん?』
足音が名前と京子の居る部屋で止まると、扉が開き雲雀の姿が現れる。
「雲雀さん?」
『きょうやくん』
雲雀の突然の登場に、驚く二人。
そして、雲雀の背後から了平が遅れて部屋へと戻ってくる。
「雲雀。なんなのだ?相変わらず極限強引な奴だ」
了平の声など聞く耳をを持たず、ワッフルを口いっぱいの名前しか見ていない。
「名前。帰るよ」
『う?』
もぐもぐと口の中のものを全て飲み込み終え、雲雀を見詰める名前。
「おいで」
手をのばす雲雀を見詰める名前は、ブンブンと首を振る。
「名前?」
『やだもん。まだここいんの』
会えて嬉しいくせに、数日放っておかれたという気持ちに、つい拗ねた態度を取ってしまった名前を、雲雀は微かに目を見開き見詰め、小さく溜息を付き目を伏せる。
「……そう」
雲雀も雲雀で、溜まったストレスもあり名前への態度もいつになく冷たくなり、くるりと名前に背を向ける。
「雲雀。名前も今、京子の作ったおやつを食べているからな、食べ終わったら俺が名前を送ってやるから安心しろっ!」
雲雀の肩に置かれた了平の手を、ジロリと睨みながら払い退ける。
「別にどっちでもいいよ。僕は、もう帰るから」
雲雀をジッと見詰める名前。
「じゃぁね」
名前は、手にしたフォークをギュッと握り、今まで美味しくて楽しい気持にしてくれたワッフルにももう何も感じれず、唇をギュッと噛みしめただ大きな瞳は一点。雲雀しか写していない名前の瞳。
『ふぇ…』
雲雀の冷たい声に反応し、声を漏らす。
隣にいる京子が、心配そうに優しく名前の背を撫でる。
「名前ちゃん?」
『う…う…やぁ…やだもん』
手が白く成る程の力でギュッと握りしめるながら呟く名前。
「名前ちゃん?泣かないでね?」
『うわぁぁーん!やぁだぁぁ。きょうやくかえんないでぇ』
ボロボロと沢山の涙を流しながら、大きな声で雲雀に叫ぶ。
『ふぇぇぇぇ…』
名前は、座っていた椅子から転げ落ちそうになりながら降りると、泣きながら雲雀の足にしがみ付く。
足にしがみ付く名前に雲雀は触れ、そっと抱き上げると、名前は雲雀の服にしがみ付き、泣きながら顔を雲雀の胸へと押し当てる。
それををあやすように、雲雀は繰り返し髪を撫でてやる。
「じゃ、連れて帰るから」
「うむ。これでは引き止める訳にもいかん」
そう了平が言えば、京子も頷く。
「名前ちゃん。またワッフル作るから遊びに来てね」
泣きじゃくる名前に、京子の声が届いたかは微妙な所だが京子は気にもせず、雲雀に甘える名前に、良かったねとに笑う。
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雲雀に抱かれながら屋敷に戻った名前だが、部屋に着いてもそのまま雲雀から離れずへばり付いたままぐずぐずと泣いている。
「ねぇ。いつまで泣いてるの?」
『ゔーっ』
「名前。顔見せて」
名前にそっと囁くと、泣き顔のままの顔をそっと雲雀の胸から起こす。
雲雀の指が、名前の涙で濡れた頬に触れ、そっと涙を拭う。
「僕に会えなくて寂しかったの?」
『うん』
「寂しくて泣いたの?」
『うん』
「僕に会いたかった?」
『うん』
「ねぇ、名前。ちゃんと言ってくれる?僕に会いたかった?」
『うん。きょや…くんに…あいたかったの』
「そう」
『とね、んとね、すごーあいたくてね』
「うん」
『あんね、あんね』
雲雀の問いに答えて名前が頷く度、話す度に、雲雀は名前の髪や頬、額に甘いキスを繰り返し落として行く。
『きょうやくにね、あいたかったの、いっぱい、いっぱいね、あいたかったんだよぉ。きょうやくがね、いなくてね、がまんしたけどね、がまん…ゔ…』
また泣き出す名前の涙を、雲雀は舌でペロリと舐め取る。
『ふえ?』
「泣かないでよ。僕も、名前に会いたかったよ」
『ほんとぉ?』
「ねえ。名前からもキスして?」
名前は、チュッと雲雀の頬にキスをすれば、雲雀は嬉しそうに微笑み名前の頭を撫で、またキスを返す。
誰にも踏み入れられないほどの甘い空間。
「これから明日までずっと名前といるから」
『ずっとぉ?』
名前の問い掛けに、頷く雲雀。
『あんね、したらね、んとぉ』
雲雀と一緒にしたかった事がいっぱい溢れて来て、興奮気味に上手く話す事が出来ずジタバタとしてしまう名前に、クスリと笑う。
「時間はいっぱいあるから。先ずは、泣き顔で変になった名前の顔をなんとかしないとね」
『ふえ?なくないし!へんじゃないよぉ』
「何言ってるの?今まで泣いてたでしょ?今も目が赤い」
『ないのぉ〜!』
「鼻も赤い」
名前の鼻を軽く摘めば、うーっと泣いてないもんと意地を張って唸り声を返す。
久しぶりに触れ合った二人のイチャイチャは、止まらない。
次の日も、名前は雲雀から離れようとせず、雲雀も名前を離す事無くくっ付き合って、イチャイチャと1日を過ごしたりするのである。
イチャイチャ過ぎるのも問題。
でも、お互いが不足すれば周りが被害に合うこのバカップル。
みんなの幸せの為にも、あまり離れませんように。
2010/6/3
* ATOGAKI *******
う…っ。雪様からのリクをちゃんとこなせているでしょうか?え…微妙ですか?
拗ねる名前に、雲雀とケンカ?して…ますこれ?
最後は、いつも通りイチャイチャで〜(≧∇≦)
気に入って頂けると嬉しいですが…。
これからも是非よろしくお願いします★
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