マリリアントブルー



「若しも貴方が私のモノにならないのなら私は貴方を殺します」
ジェイドはにこり笑い放った言葉にガイは旦那らしい情熱的な告白だよと引き笑いしジェイドとの距離を広げたが直ぐ其れは腰に回された腕により意味離さなかったが。ジェイドの瞳はルビーより赤い。間近で見つめられたガイは思わず見入ったのである。若し、若しの話だ。此の話を断ってジェイドが本当にガイを殺すならこの様に赤いのだろうか否きっともっと酷く黒い。だが薄らと願わずにはおれないのだ。この赤の一部になりたいと。其れが如何いう気持ちか等と言わずとも分かるであろう。ジェイドはにっこりと一笑し、冗談ですと離れようとしたがその胸元を引き寄せてガイはラピスラズリのような瞳を寄せた。そうして奇麗に笑うのだ。
「旦那が俺のモノにならないっていうなら俺は旦那を殺すけどそれでもいいかい」





あきゅろす。
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