エラー404



恥ずかしげに視線を逸らされて好きなんですと告げられた所で誰が信じられるものか(あのジェイドがだと思えばほら嘘にしか思えないだろう)僅かに赤らんだ頬であったり捕まれた腕であったり。何もかもが信じれなくて頭に入り込まなくて思わずに聞き返す。
はあ?
それにジェイドがじろりと睨んで(顔は笑ってはいた)(いたけど明らかに怒ってるだろう)ガイは僅かに後ろに下がろうとしたがそれは無理であった。
貴方が好きなんですよ。
近付く顔に若干(どころではなかったが)喫驚してジェイドと焦った声で名前を呼べば、それは数センチの距離をおいて止まった。詰まり今ジェイドとの距離は多寡だか数センチというわけだ。何か、何故だか恥ずかしくて仕方なかった。
ガイ。
赤い瞳がじいとこちらを見やる。冗談何ぞではない。それがどれだけに信じられない事実であるのだろうか。言葉等は唾と一緒に飲み込んでしまった。だから自分に出来る事は受け入れる事だけだ(それでもいいだなんて思った自分はどれ程に末期なのだろうか)


エラー404



あきゅろす。
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