綺羅星の落下速度
!)ちょっと下品ですので気を付けて下さい。





「あんたはいつもいつも好き勝手に抱くよな!」
「おや、怒ってます?あーもしかしてまだ足りませんでしたか、いやぁ老体には厳しいですがガイの願いですし頑張りましょうかねぇ」
「いらんわ!」

ばし、と枕を投げつけてシーツを頭まで被る。顕らかに不貞腐れているガイの様子にジェイドはやれやれと水の入ったグラスを持つ、飲みます?いらない、もぞもぞと動くガイにまるで芋虫のようですねぇなんて笑ってやれば煩いと返ってきた。
一体何が不満なのかと問えば少しだけ顔を覗かせてじろりとこちらを睨む、あんた中に出しただろ、それにああ、と納得する。

「駄目でした?」
「当たり前だろう!」

これは失礼、と笑えば一層こちらを見る目が険しくなるが別にどうって事はない。ジェイドは水を一口飲んでガイへと渡せば矢張りいらないと返された。
ああもう歩くのも面倒だ、とベッドに横になるガイにシャワーはいいんですかと問えば浴びたいけど、と言いながらも声は眠たげであった。ああこのままでは寝てしまうな、と思いシーツに包まれたままのガイを持ち上げる。当然ガイは一瞬驚いた様に声を上げたがしかしぐったりと身体を預ける。頼む、と小さく告げたガイに後処理も旦那様の仕事ですから、とふざけて遣れば軽く腹を蹴られた。




にやり



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