「団長ー、大丈夫ですか?」 「んー、微妙。ってか死ぬかもー」 あの団長(強調)が風邪をひいたのです。 熱も結構あって今、寝ています。 「…あ、私何か作ってきます!何が食べたいですか?」 「んーお粥かなぁー」 「はい、わかりました。作ってきます」 「うん。ありがと」 30分ほどして部屋に戻るとベットで寝てたはずの団長がソファで寝てる。 おでこに手をおいて。 その格好が不覚にもものすごく格好いいと思ってしまう。 「団長?なんでこんな所で寝てるんですか?」 「…ん?あぁ、さっき吐いちゃった」 「は、吐いた!?だ、大丈夫ですか!? ってかどこで…?まさかベッド…?」 「まさか。ちゃんとトイレ行ったよ」 「そうですか…。あ、お粥作ってきましたよ?」 「いらない」 「まぁ…そうですよね…」 「なんか俺らしくないよね?」 「そんなこと…いや、そうですね…」 「頭痛いし、身体熱いし…」 「キス…したら風邪うつりますかね?」 「へ?何言って…」 私は団長にキスをしました。 その翌日、団長は完全に復活したみたいです。 でもその代わりに私が本当に風邪になりました。 風邪が治る薬は ズバリ、「キス」ですね。 団長っ (090730) |