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瞼を閉じたらさようなら
鬼の副長
拷問というか、心理戦みたいな感じだった。副長さっきから一言も喋ってないのに何この圧迫感。
私からは背中しか見えないのに
睨まれたらきっと怖いんだろうな…
副長の煙草が二本目に差し掛かる頃だった。浪士は低い声で唸るように、次々と情報を零し始めた。
「おいメモ」
「はっ…はい!」
どうぞ!
と手帳とペンを差し出したら
"ばか、お前が書くんだよ"
って毎度のごとく叱咤されて
ですよね〜…
「明日の、…未明だ」
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