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斑雪
ごみの始末しましょうよ


私達、一番隊は沖田さんを中心に掃除を開始した。


「俺と燐はこの辺を掃除してまさァ。あとは好きなようにしなせェ。あっ、塵一つ残すなよ」


「沖田さん、塵は流石に無理だと思います。」


「我輩の辞書に不可能など無いんでさァ!」


「都合がいい時にナポレオンをフル活用しないでください」


隊士達はそれぞれ箒を持って散っていく…あれっ 沖田さんと二人きり?


…………

沖田さんは意外と真面目に掃除をしていた。


既に紙くずやペットボトル、空き缶の山が出来ていて。


「すごいですね、沖田さん!こんなにゴミが…」


「燐。見てみろィ。あんな所に超粗大ごみが」


沖田さんはにんまりと笑い、長い人差し指で一軒の建物を指差した。


「……万事屋銀ちゃん?」


私はその大胆に万事屋銀ちゃんと書いてある建物も見つめた。


「そうでさァ。旦那の店」


そう言うと沖田さんは私の背中を押して建物の階段を登らせた。


「えっ?危ない 危ない!」


ガラガラピシャン!


すると突然、白い犬が飛び出してきたではないか。


白い犬はそのまま二階から地上に飛び降りた…あれ、上に乗ってるのって神楽ちゃんじゃない?


私がポケーと突っ立っていると沖田さんが私の腕を掴んで万事屋の玄関に連れ込んだ



ごみの始末しましょうよ

次見た時に踏み散らかされていたのは言うまでもない…






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あきゅろす。
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