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こねことおおかみ/完結


凜は滅多なことでは怒ったりしない。

馨に下敷きにされようが、小さいことをからかわれ様が、都がいたずらしようがなんてことはない。

今、凛は自分のなかがむかむかしているのを感じていた。



いきなり知らない人が現れたと思えば、凄い勢いで文句を言われる。自分のことも悪く言われている様だ。

だが、


凛はそんなのどうでもよかった。


ただ、


知りもしない人に宗昭のことを語って欲しくないと感じた。宗昭と亮平が、誰も必要としていないと言われたように聞こえたのだ。

それがとても嫌だった。


「・・・・むーくんの友達?」

「はっ?」

「貴方達は柚羅宗昭の友達なの?」

「・・・・っう、うるさいっ!
大体、馴れ馴れしく柚羅様を呼ぶなっ!!」

「・・・・むーくんは優しいよ。料理も上手だし、みゃーこさんとも仲良しだし、撫でてくれるし」

「なっ・・・・!!いい加減に「友達でもないんならーーー





黙っててくれる?」(にこり)






「行こ〜馨ちゃん〜」

「・・・あ、うん・・・・」

<*わんにゃん#>

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あきゅろす。
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