湯雲外伝録〜3rd〜
三ツ星オクテット
−青い空と紺碧の海がどこまでも続く世界…
大海原のなかにぽつぽつと飛び石のように浮かぶ島々で
人々は豊かとまではいかないが、平和で幸せな生活を営んでいる…
そんな人々の生活を支えているのが、
海や大地の奥底に眠る古代文明の遺跡を探索し、
エネルギーや様々な物資を得ることを仕事にしている、
『ディグアウター』と呼ばれる人々だ
リュウ:ゲーム違うから!!!いきなりDASHしてんじゃねぇよ!最初くらいしっかりしてくれ…!!
きれいなこうよう
そしてあたたかいおんせん
そのむらにはおんせんほどじゃないがあたたた…あたかッ、あたた…かいハンターたちがいたのであった−
リュウ:おいいぃ!!!ひど過ぎない!?温泉程ではないってお前…!しかも噛みまくってんじゃねぇよ!!
−ユクモ村−
リュウ:ったく……勘弁してくれょ…
おいも:ん?リュウ君どうしたニャ?
リュウ:ぁいやッ…なんでもない…
キース:リュウさぁ〜ん!おいも〜!
ナギサ:ちょっとキースぅ!半分持ってよぉ〜!
キース:え!あ、ごめんごめん!
リュウ:おっ。キースとナギサだ!
おいも:ナギサちゃん…買い物し過ぎじゃニャいか
キース:いやぁ〜疲れたぁ〜ナギどんだけ店回るんだよぉ〜
ナギサ:だって服とかバッグとかッ、あと生クリームとかチョコソースとかコーンフレークとかスプーンとか欲しかったんだもん!
キース:パフェ作る気満々じゃん…
リュウ:なぁ2人とも、ラオウ見なかったか?
ナギサ:ん?いや見てないわよ?
キース:ビオと2人でディアブロスでも狩りに行ったんじゃないすか?
リュウ:そうかぁ。いやぁ今日一回も見てなかったからさぁ
おいも:ありゃ?ビオは今さっきユクモジムに行ったけどニャ
リュウ:ユクモジム…さすがだな…
ナギサ:ふぉ!
リュウ:…!?
キース:ど…どしたナギ?上なんか見上げて
ナギサ:いやッ…空から降ってくるんじゃないかなぁとか思ったり思わなかったり…
リュウ:それは無いんじゃねぇ!?いくらラオウとはいえ…
キース:Σあ!!
ヒュ〜…
リュウ:えー!!なんか降ってきたぁあ!!
ブニャッと…!
リュウ:なんだ…!?
ソラ:んニャぉあ〜……がく…
おいも:ソラ…!
キース:ソラぁ…!なんで空から降ってきた!?
ナギサ:…あはッ
リュウ:ナギサ…触れるんじゃあないぞ
ナギサ:ぅ、ぅん。分かってるわ
おいも:ネコ特有の着地術で落下ダメージは和らいだけどもニャ
ソラ:ニャぉ〜…ベルに喧嘩売りに行ったらウザがられてぶん投げられちったニャ…あわあわ
キース:何やってんだよぉソラぁ…君は何回返り討ちにあったら気が済むんだよ…
ソラ:だってぇえ!キース君といっつも一緒ズルいニャぁあ〜おわぁ〜お…
キース:あぁあ…ごめんよぉソラソラも毎回一緒にクエスト行こぉ
ソラ:わぁああーいニャ!!!
リュウ:………。ところでラオウは一体全体どこに行ったんだ…
ナギサ:ってかさっきあたしソラ降ってくんの予知した感じだったわよね?凄くない?
リュウ:す、すごい…んじゃねぇ?
おいも:ん?
ハンク:あッ!みんなぁ!
ナギサ:ハンク〜どこ行ってたのぉ〜
ハンク:ナギサぁん!あっちね、ナギサん欲しがってたパフェグラス買ってきたんニャよぉ〜♪
ナギサ:ホントぉー!?ありがと〜さっすがあたしのハンクぅ
リュウ:なぁハンク。ユクモ商店街でラオウ見なかったか?
ハンク:うーうん。見てニャいよ〜
リュウ:そっかぁ、あいつはどこにい…ん!?
ふ
ぅ
う
う
う
う
う
う
う
う
う
う
お
あ
ぁ
あ
!
おいも:ニャニャニャ…!?
どすぅうーん!!
キース:一体なんだ…!?集会浴場の屋上から誰か飛び降りた…!?
シュ〜……
ハンク:土煙で…よく見えないニャぁ!
ソラ:こわぁあ〜…
スタ…スタ…スタ…
ナギサ:あ!…あの頭の形は!
スタ…スタ…タッ。
ラオウ:おはよう。皆の衆。
リュウ:ラオォオオウ!!!
キース:いや主人公クラス!!??
ナギサ:てかなんで屋上なのょ
リュウ:ラオウ!お前何してたんだ!?
ラオウ:ぬ?我は屋上でこのメガホンを使い、青い空と紺碧の海…を読んでいたのだ。
リュウ:プロローグ言ってたのお前かい!!!!
ラオウ:うむ。ディグアウターか…楽しそうではないか
キース:手からビーム出ないとダメですよラオウさん
ラオウ:そうか…残念だ
リュウ:ん?じゃあテキトーにユクモ村の紹介してたのもラオウか?
ラオウ:何?いや我は、青い海と紺碧の空…だけだぞ?
ナギサ:Σ逆ッ
リュウ:じゃあ一体ユクモ村の紹介は…
??:それはぼくニャ!
リュウ:!?
おいも:この声は…!
ブオ:噛み噛みだったニャ!
リュウ:誰だァアア!!!!!最初っからこんな感じかチクショー!!!
END
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