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◇幸せの香り
10
立ち上がって神崎の隣に座る。
そっと抱き締めた。




「....嬉しすぎ....」



「ふっ良かったな」



試しに頭をなでなでしてみる。
泣き笑いする神崎が本当にかわいく見えた。



「橘....これからも末永くよろしくお願いします。」




「こちらこそ。」






俺たちは恋人としてはまだまだかもしれない。でもそれでも二人でこれから今を大切に生きていく。



愛しい君と。



<幸せの香り>END


登場人物
橘賢人
神崎かなた

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あきゅろす。
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