eye ネイソリ






 






 緩く掻き混ぜられ、背筋を快感が走る。
 堪えている声が吐息となり、鼻から抜けていく。
 呼吸が奪われる。
 思考が溶けていく。
 鼓動が痛い。

 動きは少しづつ早まり、俺を追い詰める。



 羞恥心に耐えかね、ぐっと目蓋を閉じた。



「眼、見てたいのに」



 唇を噛み締めてリクエストに答えると、俺と同じ色の瞳が笑っていた。



「……綺麗な眼だ」



 握り込まれて、弾けた。




――――

導入が書けないなら真っ最中を書けば良いんじゃない?と思いました。


今L3くらいです。

080314


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