モルゲン諸君。
さて、唐突だが今日は、私のつまらない実験にでも付き合ってもらおう。
アベル神父の紅茶に砂糖13杯の話なんだが――甘党ということは大いに結構。しかし、ここで一つの疑問が浮かび上がる。
それは何か？
ティーカップに砂糖が13杯も入るか？ という疑問だ。
果たして結果は如何なものだろう？
それでは実験しよう。
あるティーカップに紅茶が７分目まで注がれている物を用意し、次々と砂糖を放り込み――さて何杯目で液体は器を越え溢れるだろうか？
お分かりのように、砂糖が13杯も入ることは現実的に不可能ということになる。
さて如何なものだろうか？
皆の意見を待っている。
それではアウフヴィーダーゼン。
何時かの日記より抜粋。
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