WASHLETMAN V

「はぁっ……君、こんなに……」
 男は俺のペニスがすっかり勃起しているのを見つけ、嬉しそうに笑う。白濁液と透明な液にまみれたそれを指先で弾かれ、背筋は反り返り、今までにないほどの声で俺は鳴いた。
「いぁん! や、あぁっ!」
「はぁっ、君は厭らしい液で、こんなに濡れて!」
 男は腰を振りながら俺のペニスを握り締めた。
 グチュグチュと水音をたてながら、上下に扱かれたペニスに、えも言われぬ刺激が襲いかかる。
「や、やぁっ! あぁっ!」
 アナルとペニスを刺激され、俺は身を捩った。ここまで淫らに、羞恥心すら忘れるほど目茶苦茶にされては喘ぎ声しか漏れない。
「君も、感じてる? あぁ、おじさん……も、イきそうだよっ」
 男は息も荒々しく興奮し、ペニスを扱く手と腰とを早め、奥深くまでを突いてくる。
「だ……ダメ。や、はあぁぁっ!」
 俺は気持ちよさに堪え抜いたペニスに限界を感じる。アナルを刺激する男の物と、滑る掌で扱かれる快感に射精を促され、あられもない声で喚き散らす。
「あぁ……君もおじさんと、一緒にイこう?」
 厭らしく笑う顔は、俺のたとえようのない表情を見つめると、腰の動きを今まで以上に速く振り、最奥を突きまくった。
「はぁっ! や、もっ……やあぁぁぁっ!」
 息もピッタリ、男はアナルの中でペニスを脈打たせ精を放った。触れる皮膚の全てでそれを感じながら、俺はオヤジのゴツい手の中で、精液を大量に吐き散らした。



【FIN】


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