短編
迷子なラプソディ (臨帝)※
人を好きなる理由や動機は人を好きになった瞬間に意味を無くしてしまう。
「帝人君……今更、抵抗しても遅いよ」
「っ……でも、まってっ…臨也さんっ」
「…大丈夫だよ、時間は沢山あるから、焦らしてあげる、愛してあげる……吐くらいに君を」
−愛して愛して
−壊してあげる
そう告げてから臨也は満面の笑顔を帝人に向けた。
帝人は漏れてくる吐息を押し殺して見つめた。
「っ……あっすみません…臨也…さん、ちょっと笑顔がキモい…です」
「へー、こういう状況でそんなこと言うなんて…まだまだ余裕なんだ…かわいいな帝人君は」
「あっ……あっわあぁごめんなさいっやぁ」
「謝ってもダメ…」
赤面してる帝人の顔にキスをする、吐息が甘くなるのがわかる。
未熟な体に優しい愛撫。
「大丈夫…まだ今日は最後までしない」
「はぁ…ぁいざやっさん」
純真無垢なまだ幼い体にを汚す行為、たが互いが好き同士ならそれは純真な行為だ。
「かわいい…帝人君」
額に目に頬に唇に軽く優しく口づけしてから顔を離して、臨也は自分の下で漏れてくる甘い吐息を我慢してる帝人を眺めていた。
少年…まだ未熟な少年。
男…。
−だからなに?
不敵に笑う、おかしいくらいにそんなことははじめから最初から出会った時からわかっていた。
性別など些細なこと。
好きなったら愛してしまったらそんなことになんの意味があると自虐的に笑う。
ほんのりと桜色になっていく帝人の肌、じとりとした汗。
吐息。
(ああー見てるだけでイきそう…)
繋がりなんていらないくらいにその姿だけで快楽を感じると臨也は薄く珍しいく微笑んだ。
「はあっ……いっいざやっさんっ」
震えてからのけ反る帝人、無意識に臨也の手首を掴んだ。
熱い。
熱い。
「帝人君……愛してる」
そこに意味なんてない、行為すらも。
ただ止まらない感情だけ。
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あえて描写を無くしました、だから帝人君が何されているから臨也さんに聞いてください(笑)
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