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奇妙なものを視るような視線が気に食わない和博は、後孔に沈んでいる道具を一気に抜きさり、自身をあてがった。
ボディソープで泡立った箇所に、埋もれていく。

「ひぁ、ん…っは…!あ、おっきい…」
「ハズカシーこと言うなよ、ほんとにエロい奴…」

無意識に紡いだ言葉に、和博は苦笑した。

「や、んん…っだって、あ…奥まで、すごい…」
「…ッ…、おま、慣れてる割りには、キツ…!」
「やだぁっ止まんないで…!もっとしてよぉ…ッぁん…っ!」

身体が自由にならないままで、自分から動くのが難しい。少し腰を引く和博に訴えると、拘束されてるくせに生意気だ、と前髪をわしゃわしゃ乱される。その他愛ない行為にすら、翼は眼を瞑って上擦る息を吐いた。

「…じゃ、動くぞ。どうなっても知らないからな」
「ん…っ、おねが…僕のおまんこぐちゃぐちゃにして…!」
「言われなくても、する…っ」

腰を持ち上げて、深く挿し込む。
身体を倒したまま手枷を外すと、また腰を掴んで動かした。

「ひッあぁ!!や、あ…ッ足も、外して…!壊れ、…んやッぁ!!」
「…っあーもう!お前ほんっとに注文多いな!」
「っおねが、外してぇッ!」

外せとは言われたものの、和博は嫌がる翼を見るのに夢中になっていた。
言葉を無視して強く打ち付け、翼が大きく震える。否定の言葉を何度も紡ぎ、それとは対照的に快楽に濡れた瞳を向けた。
その様は、まるで絵本から抜け出してきた少女のように可憐だ。
掴んでいた腰を下ろし、動きはそのままに塞き止められて苦しそうな自身を擦る。

「いやぁぁあッ!!ふぇ…んっ、やだぁあッ!あ、足がッ、動いちゃ、やぁあぁ…!」

感じるままに、自分で足を引っ張っているから、このまま壊しそうなのが嫌らしい。

「…ッ、嫌なのにキモチイのかよ…?」
「んん、やだ、だめなのにっ!や、ん、ひあッぁあッ!!外してよぉ…!」
「いでッ!ああもう、分かったよ!」

自由になった手のグーでパンチされて、渋々ながらも和博は足の枷を外すことにした。
後ろ手にそれを外すと、真っ赤になった痕が見える。痛々しいが、幸いにも血は出ていない。
両足を自由にすると、待ち侘びていたかのように和博の腰に絡ませた。

「はっ、あぅ…あ、奥がいい…」
「いちいちめんどくせぇな、お前…さっきまであんなに暴れてただろ」

でも、嫌な気はしない。
むしろ、聞き慣れない卑猥な言葉が耳を擽るのが心地良い。
どうも自分はおかしくなったらしいと和博は自嘲的に笑いを零した。

「なに。嫌なの?」
「べつに」

動かなくなった和博に小首を傾げる翼。白い足の膝裏を抱えると、また深々と欲望を埋めていった。

「んぁ、ひゃぅ…っ」
「…お前って、マジで女みてぇな顔だな」
「え…?」

快楽に濡れた瞳が揺らぎ、和博の視線とかち合う。
しかしそうしていたのも束の間で、激しく腰を打ち付けると、甘ったるい声を上げて身体を震わせた。
突く度にきゅうきゅうと中が締め付けられる。限界は越えているようだが、根本を縛ったせいで射精出来ない。
和博は張り詰めたソレを握り、腰の動きに合わせて擦り上げる。

「ひ、ぁんッ!!あぁ、だめっ、出ちゃう、出したい…ッ我慢出来ないよぅ…!」
「女は、セーエキ出したりしないぞ…?」
「だっ…て、やぁ…ッあ…!」
「インランなお前は、潮吹くのもお似合いみたい、だな…っ」

余裕の無い笑みを浮かべると、きつく縛っていた翼の根本からリボンを取る。

「っはぁ、ん…!あッ!出ちゃ、イッちゃうッやぁ、あ――ッ!」
「…っ、…!」

背中に立てられた爪が、痛く感じた。翼が、突く度に精液を撒き、中が締まる。
追って、和博の欲は中に叩き出された。


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あきゅろす。
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