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和博は機械のぬめった性器部分をぐっと掴み、躊躇もなく翼の後孔に埋めていく。

「ちょっ…いッた…っ、和博、自分の後ろ使ったことある?」
「ないな」
「じゃあ今どんだけ痛いか、分かって無いだろうね」

悪態はつくものの、人に挿れることが目的の道具であるから、無理にしなくても、ボディソープも手伝って奥には入っていく。
冷たい道具の感覚が、無理矢理に押し入った。

「…すげー、わりと入ってくな」
「ん…っ痛い…染みる…」
「で、こっからどうすんだよ」

まさに意気揚々といった様子で翼を見る。怪盗というのも、彼にとってはひとつのコレクター精神の現れのようなもので、珍しくて高価そうなものはまず欲しくなる体質だった。
しかし一方の翼はというと、別に教えてやる義理もない。

「もういいでしょ、壊れる前に中止して…」
「コレ、そんなにすぐ壊れるものなのか?」
「……。実際使われてたやつだから、そこまでヤワじゃないと思うけど…」

肯定するのもどうかと思ったのか、言葉を濁しながら言う。
和博はそれを使用許可とでもいうように、機械を触り始めた。

「…何語だ、コレは」
「知らないよ…」

ミミズが這ったような字。
恐らく外国で作られたものなのだろう。
迷うぐらいまでに押すボタンは多く無いが、とにかく動かさなくてはいけない。
和博は本能の赴くままに手元のボタンを押した。

「ひゃうっ!?やっ、ちょ…押すなら押すって言っ…ひあッ!」

期待通り、機械は動き出す。
ボディソープが中で音をたてて、聴覚を犯すにも丁度良い。

「ふーん、回したり速めたり出来るみたいだな」
「ひ、…んっ、あ!や、止め…やっあぁっ!あ…ッ」

翼は幾らもしないうちに、頬を上気させて身体を震わせる。
ある程度の快楽に慣れた其処は、更なる刺激を求めて敏感になった。

「…他には?」
「え、や、ちょ…っ!和博!」

翼を放置して、周りの器具を物色し始める。呼んでも聞こえない、というように、辺りを見て回っていた。
その間にも機械は動いて、ボディソープが少し泡を作っている。

「んっあ!あ…っぁあ…ッ!」
「…これは?ロウソク?」
「は、えぇ…ッ!?あの、低温のっ、人体に垂ら、す…っやつ、」
「使っていい?」
「やッ…使うなって、そんなん使ったらなくな、る…っんぁ…ッあ!」

和博は自分のズボンからライターを取り出し、ロウソクに火をともす。
そのままロウソクを握った手を傾け、括り付けられてぽっかり開いた内股に蝋を垂らした。

「ひッ!!あつ、ぃ…ッ!やだやだやめて…っ!」
「…ふーん、…なるほど」

垂れる蝋が皮膚の上で固まるのを見て、和博は感心したように頷く。


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あきゅろす。
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