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カラン…カラン…カラン…


「ほんと貴方にそっくり 可愛い…」

「俺に、そっくり?」


俺は娘が寝てる赤ちゃん用のベットの柵に捕まって
立っていて
空いてる手をなまえは握ってくれる


「…私に似なくてよかったぁ 女の子だし」

「なまえに似てるから可愛いんだろ?」

「冗談ばっかり!コーヒー飲む?」


なまえは頷いた俺を見て手を離した
妻のなまえはいつも謙虚にそんな事を言う
そんなに自分を卑下する事ないのに


ゆっくりと足を折って膝立ちになって
娘が寝てる布団から手探りで娘を探すと娘の小さな手に触れた

少し上の方を触ると柔らかい髪が触れた


俺の娘
ここにいるんだな…


優しく優しく頭を撫でた
自然と笑みがこぼれる


「砂糖とミルクたっぷりだよね?」

「おう」


なぁ
なまえもきっと可愛い笑顔で
俺に話しかけてくれてるよな?












あきゅろす。
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