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「ばいばーい」
「また明日ー」
みんな それぞれ部活、委員会、塾
いろんな用事や用事がなくて帰宅する人達がいる中
私は友達を見送って掃除が終わって誰もいなくなった教室に一人でいた
ホントは
学校に残る用事なんてない
けど カノジョだからカレシの部活が終わるのを待たなくてはならない
なんてったって 私のカレシはサッカー部のエースなのだから…
「………あれ？みょうじ？」
「丸井くん？」
「お前帰んないの？」
丸井くんは不思議そうな顔をしながら教室に入ってきた
「…人を、待ってるから」
「ふーん？俺は忘れ物取りにきたんだけどさ」
「そうなんだ」
にこ、
と笑うと丸井くんは眉間に皺を寄せた
…変だったかな？
「…みょうじさ、いつもより具合悪そうだけど」
「!!?」
…いつも
いつも って…
「…なにが、わかる…の…」
「みょうじ…？」
「……いつもって…私の なにがわかって言ってるの!!?」
とても、苛ついた
いつもなんて
イワナイで
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