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「誰も責める権利なんてないんだ、だからなまえも自分を責めるなよ」

「…まる、い……くん」

「この世界…まぁ世界って言っちゃちょっと頭の中の規模ではでけぇけど、みんなそうやって周りに愛想を振り回して生きてる」


「嫌われたくない、嫌われないようにしないと…そう思ってると ふと、嫌われてるんじゃないかって疑心暗鬼になるけど……俺達まだ中三じゃん、まだこんな小さな町で背伸びしなくていいんじゃねーか?」


「大丈夫、なまえが我儘言って離れて行くような奴は始めっからちゃんとした友達なんかじゃなかったんだ…そんな友達はいなくていい」

「……もし、みんな………いなくなったら あ?」



丸井くんは
私の頭に手を優しく置いて
髪をとかすように優しく撫でた


「…そんなことは 絶対ない、断言してやるよ」

「へ…?」

「だって、俺は絶対お前から離れねぇから」

「!?」

「…な?」

「いやっ!!!!」


私は丸井くんを突き放して

そのまま
保健室をトビダシタ




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あきゅろす。
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