sorrow blue *骸雲←山本
※駄文注意
骸雲前提の山雲
悪いのは自分
アナタが淋しい時に側にいてあげなかった
悪いのは自分
『sorrow blue』
見慣れた建物
見慣れた廊下
見慣れた応接室
どこか懐かしい空気
僕の目の前で
僕の大切な人は
僕じゃない奴に
抱かれていた
あの日
僕は黙って彼の前から消えました
少しでもアナタを悲しませないために
何も告げずに
でも
知っています
アナタが毎晩
泣いては
山本と云う少年に
抱かれているのを
悲しいのですか？
雲雀くん……
だから
毎晩
彼に
抱かれているのですか？
今の僕には
雲雀くんを慰める躯がありません
(気持ちだけはアナタを思っています)
そんな言葉は意味をなしていない
この手でアナタを抱きしめる事が出来ないなら
ただでさえ、アナタを抱いている彼に憎悪さえ感じ
アナタに対して愛おしさを感じて
早くアナタを抱きしめたいのに
雲雀くん
雲雀くん…
アナタの心は
彼のものですか？
「…んんっ…はぁ、あっ」
「…む、くろぉっ…むくろ…」
「…先輩、俺はあの人の代わりですか…」
もう一度だけ…
アナタに触れて確かめたい
この鼓動で
この体温で
雲雀くん…
Fin
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